こちら水道橋のテニマガ編集部、
3月号(1月21日月曜日、まもなく発売!)がようやく校了し、
すでに4月号の入稿作業がスタートしています。

オーストラリアン・オープンは楽しんでいますか?

新しくなったブルーのテニスコートは実に色鮮やかですね。
一方、東京・水道橋はというと、どこを向いてもどんよりねずみ色。
ものすごい差。やっぱり現地が一番です。

メルボルンのタカノ・カメラマンはとても忙しくしています。
なぜならば、編集部が次々リクエストをするからです。
ぐったり。お気の毒。

例えばどんなリクエストをしているかというと…

技術解説用の撮影を複数本⇒
レッスンテーマごとにリクエストを出しています。
これから製作する4月号(2月21日発売)の技術特集は目玉が3本あって
「テニスの戦略と戦術」「重いフォアハンド」「攻撃的なリターン」
これに必要とする写真を狙って撮らねばなりません。
どのプレーヤーでもいい、というものでもなく、
その課題に合ったプレーヤーでなければならず、見極めもなかなか技術がいります。
(※ちなみに間もなく発売の3月号の技術特集は「テニス新常識」
 「バックハンドスライス」「修造チャレンジ練習ドリル集」などです!)

4月号別冊付録「春のテニスカタログ」用の撮影を複数本(いや、多数)⇒
選手たちは2008年最新モデルを身につけ、オーストラリアに集結しています。
よって、頭の先から足先まで、ラケット、ストリング、シューズ、
ウェア、アクセサリーなどすべての情報を集めねばなりません。
急がないと選手が負けてしまうし…

個別プレーヤーの追っかけ撮影を複数本⇒
これから特集を組む予定に入っているプレーヤーたちを重点的に追いかけます。
特に、今月21日発売のテニスマガジン3月号から
ラファエル・ナダルのストーリー(新連載)が始まります!
これは昨年5月にスペインで出版された書籍の翻訳もの。

21歳とまだ若いナダルがもう本を書いてしまうの?
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、若いからこその純粋さだったり、悩み、苦しみなどもあります。
特にこの本は、2005年から06年にかけて悩まされたケガについて、
それを乗り越えていく姿などが、本人、コーチであり叔父である
トニー・ナダル、家族の目線から描かれています。
日本のファンが知らないところだけに必見です。
きっと、ナダルというプレーヤーが身近になってくるでしょう。
ぜひご覧ください。

……といった具合に、現地メルボルンと水道橋は交信中。
ニューカマーの話題、熱戦の数々もばっちり取材し、報道します。
どうぞお楽しみに!
では、真っ青な空、真っ青なコートをうらやましく思いながら
こちらも仕事をするとしましょう。

(編集部A)

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