テニマガ編集部Fのロラン・ギャロス日記「アン・ドゥ・トロ~ワ」(なべあつ風)

「皆様の機内へのご案内の時間が少々遅れます」
たまたま外を見ると機体が…。
エンジン部分?を空けている、気が。
整備士さんの身振り手振りを勝手に読解すると、
部品を外して、新しいのを持ってこいと言っている。
えっ、直すの? 機体の交換ちゃうの?
そもそも、博多出張ものぞみ希望だけに…、ほんまに長い10時間。
「エンジン止まらんやろな。新しい部品大丈夫やった?」
しかも到着後、
「ターミナルへの連絡通路が壊れました」
機内にしばらく閉じ込められる。

パリに到着直後、
巨漢の用心棒風の男たちが入口に立っていた、シャンゼリゼ通りにある
アディダス・パフォーマンスセンターにて、
契約選手のファッションショーを取材。
すると幸運にもエナンが登場。
「内面の奥深いところにある思いがそうさせました。
だからまったく後悔はありません。
引退はしましたが、私のテニスは終わっていません。
ジュニアを育てたいという気持ちもあります」
公称167㎝、でも実際は、もっと小さい感じでした。
「ほとんどの選手が私より大きい環境だから、
本当に多くの、激しい練習をしないといけない」
だから、復帰は絶対ないと。

大会前日は、
再びアディダス契約選手にショートインタビュー。
ほとんどの選手が、
「ここは、精神的にも、肉体的にも、もっともタフな場所」

明日の開幕には、グーガの引退試合が、
思い出のセンターコートで組まれています。
「今までと違った感情で、熱くなってきました。
最後だから、できることをすべてやるだけ。
この地でプレーすることが、
私にとってどれだけ重要だったのか、
しっかりとかみしめたい」と前日インタビューで話しました。

(こちらテニマガ編集部F、ただいまパリで取材中)

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