ロラン・ギャロス DAY9 ロジャー危うし!

危ないところでした、ロジャー様。

敗れたハースのビッグファイトには敬意を表しますが、
さすがに二日続けての大アップセットは勘弁してほしいというのが、
大方の意見だったのではないでしょうか。

ロジャー本人も「サービスはよかったんだ」と言っている通り、
第1セットはすべてラブゲームでキープ。
タイブレーク以外は…。

しかし、ストロークではハースのハードヒットに押されました。
さらにハースのサービスが冴えに冴え、リターンもままならない状態でした。

あれよあれよという間に2セットダウンとなり、迎えた第3セット。
3-4で迎えたフェデラーのサービスゲーム。
ロジャーは30-40と追い込まれます。

が、ロジャーはとんでもないフォアの逆クロスでデュースとし、
このゲームのキープに成功。
会見でもこの場面について質問が飛び、
「あそこまではずっとベースラインからのストロークに苦しんでいた。
あのショットがほとんど最初のいいショットだったんじゃないかな」
とリズムを取り戻すきっかけとなったことを認めています。

これでゲームの流れが変わりました。

その先は徐々にハースの足が止まり、
ロジャーもペースを落としたショットで揺さぶりにかかる場面も。

初のクレーでの対決で、
02年のオーストラリアン・オープン以来の
フェデラー戦勝利を狙ったハースですが、
今振り返ると、勝つためには3セットで一気に決めることが
絶対条件だったのかもしれません。


ちょっと二日続けてかたいブログになっちゃいましたね。
明日はなんか楽しいネタを探しておきます。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles