こちらメルボルンで取材中。

大会2日目、ジョコビッチ対ベルダスコの1回戦、超満員のロッド・レーバー・アリーナ。


試合が終わり、さて、他の試合はどうなっているか、ん? コート19、カルロビッチとゼバロスのファイナルセットのスコアがたいへんなことに。気づいた人々が大移動。


これはフェンスの外側。人があふれかえり、フェンスの内側を見るために机や椅子の上に立ったり、隣のコートのフェンスによじ登ったり、それでも見られなくて、フェンスの下の少しの隙間から覗こうとこんなふうに寝そべったり。

そして、ついに。

試合開始16時55分、試合終了22時10分。カルロビッチの勝利。


素晴らしい腕の動き。これで76本のエースを叩き込みました。

余談ですが、審判が記録したスコアシートのエースは76本。ところが、コートサイドの記録係がつけたエースは75本。ラケットに触れたかどうかの見解の違いがあるのでしょう。もはや確認する術なし。それにしても大きな数字、大記録です。5時間15分、よく耐えました。ファイナルセットだけで2時間37分。

ふたり合わせて84ゲームプレーし、カルロビッチが44ゲーム、ゼバロスが40ゲーム獲得。サービスダウンしたのはカルロビッチが1回、ゼバロスが3回だけです。

全550ポイントの内訳は、カルロビッチが234ポイント、ゼバロスが216ポイント獲得。


どの数字を見ても凄いのですが、両者合わせてウィナー237本、アンフォーストエラー94本という数字にこの試合が見て取れます。


ふたりが並ぶと、ゼバロスがとても小さく見えますが身長188cm。カルロビッチは身長211cm。


手の大きさもだいぶ違いますね。

(編集部A)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

タグ:

Pick up

Ranking of articles