(この記事はテニスマガジン2017年7月号掲載「第45回テニマガ・テニス部 テニスアスリート体操〜パフォーマンスアップに有効な10種の体操 講師◎パフォーマンス・コーディネーター 手塚一志先生(上達屋)」の一部記事です。手塚先生のもと上達屋認定資格「パフォーマンス・コーディネーター」を獲得した fellows SPORTS コーチ陣4名にインタビューしました)

古川禎巳コーチの場合

画像: テニスアスリート体操の「サークルスクラッチ」の指導を担当した古川コーチ

テニスアスリート体操の「サークルスクラッチ」の指導を担当した古川コーチ

── 以前、テニマガ・テニス部に部員として参加していただき、サービスの堀内昌一先生(亜細亜大学テニス部監督)とアスリート体操の手塚先生、そのふたりのコラボに興味をもっていただいたと聞きました。

古川 実は、最初に堀内監督のサービス部活に参加して、サーブのグリップはこう(コンチネンタル)、こうやって教えるんだというのを聞いて、教える側としても、自分がやる側としても納得できる指導を学びました。そこから勉強していく中で、下半身はどう使うのかという話になり、手塚さんの指導につながるんです。後日談ですが、堀内監督も手塚さんのところで下半身を勉強したという話を聞いて、それでこれはもう取り入れるしかないと、会社に相談しました。

── アスリート体操の研修を4ヵ月続けて、ご自身の変化はいかがですか。

古川 自分のテニスにも生きています。動きがよくなり、キレが出ているのを感じます。研修を受けながらレッスンの中にも落とし込んでいっているのですが、うまくいっていること、いっていないことがあり、それをみんなで話し合って修正をしています。ひとつ言えることは、もっとも悩みの多いサービスの指導で、堀内監督の指導と手塚さんの体の使い方の指導が、我々の中ではつながり、すごくレッスンがしやすくなりました。自分のサーブも上半身と下半身がつながり、速度が20、30㎞/hくらい上がったんです。

── アスリート体操をレッスンに落とし込んだら、どんな発見がありましたか。

古川 お客さんのレベルと年齢によってバランスをとったほうがよいと思いました。子供たちには理屈の前に、とにかくアスリート体操。テニスはあとからくっつければいい。一方、大人の経験者たちは、逆から攻めたほうがいいと思いました。ある程度、理詰めでいき、テニスのどの部分のためにやるのだということがあったほうが納得するのかなということを感じています。理想はアスリート体操が先なのでしょうが、そうもいかない人たちもいるということです。そこの加減が我々の仕事かなと。
── 部活の指導を手塚先生といっしょにされて、いかがでしたか。

古川 今回、サークルスクラッチの指導を任されて、年齢やレベルによってどう指導しようかと考えているとき、手塚さんにこう言われたんです。何を悩んでいるの? もう4ヵ月もやったでしょと。確かに最初に100点満点をもらったのがサークルスクラッチでした。それで気づいたんです。研修では体操にのめり込んでしまって、テニスとかけ離れていたな、と。テニスを目的に行っている体操だから、テニスとどうつなげるか、落とし込めるようにすることが我々の仕事だと思います。

(テニスマガジン)

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