大坂なおみはケルバーに連敗を喫して4週連続初戦敗退 [チャイナ・オープン]

「チャイナ・オープン」(中国・北京/9月30日~10月8日/賞金総額702万7063ドル/ハードコート)のシングルス1回戦で、大坂なおみ(日清食品)は元世界1位で第10シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に2-6 5-7で敗れた。試合時間は1時間28分。

 今大会の本戦に初出場だった大坂は、3回戦に進出したUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来、4大会連続で初戦敗退となった。初参戦だった昨年は、予選1回戦でタチアナ・マリア(ドイツ)に2-6 1-6で敗れていた。

 この結果でケルバーは、大坂との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。両者はここ約1ヵ月の間に2度対戦しており、USオープンの1回戦は大坂が6-3 6-1で、2週間前の東京(WTAプレミア/ハードコート)の1回戦ではケルバーが6-3 6-4で勝っていた。

 ケルバーは2回戦で、アリゼ・コルネ(フランス)とワイルドカード(主催者推薦枠)のワン・チャン(中国)の勝者と対戦する。

 そのほかの日本勢は、青山修子(近藤乳業)がヤン・ザオシャン(中国)と、二宮真琴(橋本総業ホールディングス)はレナタ・ボラコバ(チェコ)と組んでダブルスに出場。初戦の対戦相手は、青山/ヤンがアンドレア・クレパーチ(スロベニア)/マリア ホセ・マルチネス サンチェス(スペイン)、二宮/ボラコバはチャン・ハオチン(台湾)/コルネとなっている。

 チャイナ・オープンはWTAツアーで年間4大会開催されるツアー最高格付け(プレミア・マンダトリー)の大会の最終戦で、シングルス61、ダブルス28ドローで争われる。

        ◇   ◇   ◇

【上位出場選手シード順位(シングルス)】

ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[1]
シモナ・ハレプ(ルーマニア)[2]
エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[3]
カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[4]
カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)[5]
ジョハナ・コンタ(イギリス)[6]
スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)[7]
ドミニカ・チブルコバ(スロバキア)[8]

※[ ]数字はシード順位

(テニスマガジン/Tennis Magazine)

写真◎Getty Images

1回戦で敗れた大坂なおみ
BEIJING, CHINA - SEPTEMBER 30: Naomi Osaka of japan returns a shot to Angelique Kerber of Germany on day one of the 2017 China Open at the China National Tennis Centre on September 30, 2017 in Beijing, China. (Photo by Emmanuel Wong/Getty Images)

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