こちらテニマガ編集部、プラクティス・コートでの邂逅
WTAファイナルズのセンターコートは、スポーツハブの中の「インドア・スタジアム」に敷かれています。写真はお客さんにとってのメインゲートである北口。
ここから外に出ると、ブースが並ぶ「ファンゾーン」や選手たちが練習をする「プラクティス・コート」に最短距離で行けます。
ゲートの奥に見えたのは「KALLANG WAVE」という巨大ショッピングモール。手前の横に走る道がファンゾーンになっているのですが、試合の合間はブースでもショッピングモールでも好きなほうで楽しむことができます。
スポーツハブの中にあるモールだけあって、「KALLANG WAVE」内にはフリークライミングのアトラクションも。編集部Sは高いところは…以下略。
ファンゾーンでとにかく人気があるのは体感型のブース。あっちもこっちも、的当てブースは子供たちに大人気です。
こちらはおなじみサービス計測。左のボードは手書きの最速ランキング。こういうのがあるとチャレンジ心がくすぐられますね。
変わり種はこれ。ペンキを塗ったボールを白い壁にぶつけるだけ。でも、これなんだかとってもやってみたくなるんですよね。子供しか並んでなかったんだよな、レインコートも子供サイズだったし…。
でも、やってみたいんだよな…。でも…。
そして穴場はこちら。WTAのファンゾーン。日替わりで選手たちのサイン会が行われるのですが、試合がやっている時間に開催されることが多いので、10分限定ですが並んだ人はほとんどがサイン&写真撮影をしてもらえていました。
今日のサイン会はダブルス第3シードのカーラ・ブラックとサーニャ・ミルザ。右にあるのはダブルスの優勝カップです。
ちょっと意外なのは物販が少ないこと。オフィシャルグッズショップもこじんまり。隣りにショッピングモールがあるからかな?
せっかくなのでプラクティス・コートにも足を延ばしてみます。ちょっと遠いな、どこかな。
明らかにあそこです。そんなに大きく表示しなくてもわかりますって。
インドアのアリーナに、練習のためだけにコート3面と仮設スタンドをつくり上げてしまいました。豪勢ですね。
本日のイブニングセッションに登場するアナ・イバノビッチが試合前最後の練習中。練習コートは誰でも見ることができるし、スマホやコンデジなら撮影もOKです。
コートの脇では、対戦相手であるシモーナ・ハレプがグリップテープを巻きながら、イバノビッチが終わるのを待っていました。このあとに練習するんですね。
そんな試合前の邂逅があり。そして試合はというと…。
イバノビッチにとってはグループ勝ち抜けをかけた大一番。結果はハレプにフルセット勝ち。ところが、ストレート勝ちが突破の条件だったため、イバノビッチは惜しくもここで脱落。それでも第1セット4-5からブレークバック、そしてタイブレークをモノにしたときは会場のボルテージが最高潮に達しました。
皆さん、セレナ戦ではハレプの応援に回っていたのに、今日はイバノビッチをバックアップ。やっぱり判官びいきは世界共通の応援の基本みたいです。結局、レッドグループからは女王セレナ・ウイリアムズが2位で決勝トーナメントに滑り込みました。
ハレプは敗れたもののレッドグループ1位突破です。
ホワイトグループではカロライン・ウォズニアッキがペトラ・クビトバを破り、熱狂的なファンの期待に応えて3連勝で1位通過。どんだけ好きなんだよ…。
その前に行われていたアグネツカ・ラドバンスカとマリア・シャラポワの一戦はフルセットでシャラポワ。しかし、予選突破はラドバンスカ。
この試合、第1セットを奪ったシャラポワが第2セットも5-1としながらラドバンスカに逆襲を許してファイナルセットに持ち込まれました。シャラポワもイバノビッチ同様、ストレート勝ちが最低条件。
しかもウォズニアッキがクビトバにストレート勝ちしたため、シャラポワがしっかりストレート勝ちしていれば逆転のグループ突破だったのですが…。
さあ、明日はいよいよ決勝トーナメントへ突入。デイセッションがセレナ×ウォズニアッキ、イブニングセッションがラドバンスカ×ハレプ。準決勝の戦いが始まります。
……
今日の夜景
昨日ご紹介した巨大キノコこと、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」の「スーパーツリー・グローブ」。夜はライトアップされてこんなに幻想的な姿に。
(テニマガS&M)
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