ガルシアが過去最大のタイトル獲得、ダブルスの青山修子/ヤン・ザオシャンは準優勝 [武漢オープン]

「武漢オープン」(WTAプレミア5/中国・武漢/9月24~30日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)シングルス決勝で、カロリーヌ・ガルシア(フランス)がアシュリー・バーティ(オーストラリア)とのノーシード対決を6-7(3) 7-6(4) 6-2で制し、今季初優勝を果たした。試合時間は2時間43分。

 ガルシアのWTAツアーでのタイトル獲得は昨年6月のマヨルカ(WTAインターナショナル/グラスコート)以来で、通算4勝目となった。

 この結果でガルシアは、バーティとのジュニア時代からの対戦成績を2勝0敗とした。両者はジュニア時代の2011年にUSオープン・ジュニア(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の準決勝で初対戦しており、ガルシアが6-3 6-2で勝っていた。

 今大会のガルシアは、1回戦で第12シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を3-6 6-3 6-1で、2回戦で予選勝者のクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)を6-1 6-1で、3回戦で第7シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)を6-3 7-5で、準々決勝でエカテリーナ・マカロワ(ロシア)を7-6(3) 6-4で、準決勝では予選勝者のマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。

※「武漢オープン」(中国・武漢)の決勝でアシュリー・バーティを破り、キャリア最大のタイトルを獲得したカロリーヌ・ガルシア
Photo:WUHAN, CHINA - SEPTEMBER 30: Caroline Garcia reacts after winning the ladies singles final between Ashleigh Barty of Australia and Caroline Garcia of France during Day 7of 2017 Dongfeng Motor Wuhan Open at Optics Valley International Tennis Center on September 30, 2017 in Wuhan, China. (Photo by Yifan Ding/Getty Images)

 女子ダブルス決勝も行われ、第1シードのチャン・ユンジャン(台湾)/マルチナ・ヒンギス(スイス)がノーシードから勝ち上がってきた青山修子(近藤乳業)/ヤン・ザオシャン(中国)を7-6(5) 3-6 [10-4]で下して優勝を飾った。

 チャン/ヒンギスは、8月のシンシナティ(WTAプレミア5/ハードコート)から全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を含めて3大会連続優勝で今季8勝目を挙げ、マッチ連勝を14に伸ばした。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)

写真◎Getty Images

※「武漢オープン」(中国・武漢)のダブルスで優勝を果たしたマルチナ・ヒンギス、チャン・ユンジャン、、準優勝の青山修子、ヤン・ザオシャン(右から)
Photo:NEW YORK, NY - AUGUST 31: David Goffin of Belgium returns a shot against Guido Pella of Argentina during their second round Men's Singles match on Day Four of the 2017 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 31, 2017 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Richard Heathcote/Getty Images)

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