(この記事はテニスマガジン2017年7月号掲載「第45回テニマガ・テニス部 テニスアスリート体操〜パフォーマンスアップに有効な10種の体操 講師◎パフォーマンス・コーディネーター 手塚一志先生(上達屋)」の一部記事です。手塚先生のもと上達屋認定資格「パフォーマンス・コーディネーター」を獲得した fellows SPORTS コーチ陣4名にインタビューしました)

羽田善貴コーチの場合

画像: 第45回テニマガ・テニス部で、テニスアスリート体操を指導する羽田善貴コーチ(左)

第45回テニマガ・テニス部で、テニスアスリート体操を指導する羽田善貴コーチ(左)

── 最初に取り組むことになったときのことを教えてください。

羽田 僕は手塚さんの書籍「ピッチングの正体」を先輩にすすめられて読んだことがあったので、手塚さんのことは知っていました。その後、テニスマガジンの連載や、堀内監督とのコラボ企画を見て、上達屋に興味を持って取り入れたくなりました。会社に相談したところ、こういうことになりました。

── アスリート体操の研修を受けて。

羽田 今年の正月から研修が始まり、スタートしたときは何がどうなるということがよくわかりませんでした。話はわかりやすかったのですが、自分が体感できなくて、何をどう動かしたら正しいの?と思いました。そんなふうに始まり、研修が続いていくと、だんだん体が動くようになっていきました。今までと違うところが痛くなったりして、動いてきたぞ!と変化がありました。研修は週に数回、プライベートでは毎日、体操を続けて、2、3週間くらい経った頃のことです。僕は徒歩通勤していて普段は35分かかるところが、30分で会社に着くようになったんです。歩くのが楽になり、走りが苦手だった僕が、すすすーっと動けて、走れる。それで「なんだこれは!」と。体が動くようになってきてからは変化がうれしくて、どんどんやってみようとなりました。

── すでにレッスンに取り入れていますか?

羽田 はじめは、どう取り入れていくかは、よくわかりませんでした。でも、いろいろなドリルを教わり、自分のパフォーマンスが上がっていってから、レッスンの中で試しています。お客さんの反応は悪くないです。テニスコーチというのはグループレッスンをやっていると、何かと教えすぎてしまう傾向があります。でも、そうじゃない、と。体操のおかげで導き方が変わって、アドバイス量が減りました。こういうドリルをやってみてくださいと言って、やってもらい、どうですかと聞いて、楽に打てたとか、まだよくわからないとか、返ってきた反応を大切にするようになりました。

── やってよかったなと思いますか。

羽田 はい。これからスクール全体が変わっていくと思います。テニスコーチは、それぞれが自分の教え方を持っていて、それをコーチ間で出すということはあまりしないんです。しかし上達屋の指導をコーチたちが共通して持てたことで、やっぱりこうか、それともこうかなと、話し合えるようになりました。社内全体の雰囲気がよくなったと思います。

── 指導方法の変化があれば教えてください。

羽田 僕はジュニアをメインに指導していて、「PLAY&STAY」を取り入れていますが、それも教えないで導く指導。そこに今回、アスリート体操という、同じく導く指導が核として入ってきて、最強になったと思います。これをジュニアたちにやらせていけば、体の使い方、打ち方の部分で間違いないと思えますし、あとは戦術やほかのことをどんどん教えていけばいいと思います。

(テニスマガジン)

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