こちらテニマガ編集部、ラストマッチは仲良くね

WTAファイナルズの5日目はいよいよ準決勝の戦い。

まずは、唯一予選グループを全勝で駆け抜けたカロライン・ウォズニアッキとセレナ・ウイリアムズの対戦。仲良しの2人は昨日、センターコートである「インドア・スタジアム」の隣にある「ナショナル・スタジアム」で行われたマライア・キャリーのコンサートへ、いっしょに行ったそうです。

でも、「私たちはそのこと(プライベートとオンコート)はうまく分けているの」とウォズニアッキ。

USオープン決勝のリマッチでしたが、ファイナルセットのタイブレークでまたもセレナが勝利をおさめました。

ウォズニアッキは第3セット、5-4でサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたものの、逆転負け。それでも、「ベストなプレーができたと思う。来年が楽しみね」。

セレナと決勝で戦うのはシモナ・ハレプ。アグネツカ・ラドバンスカをストレートで圧倒し、この笑顔。ラウンドロビンではセレナに6-0 6-2勝利していますが、「グループマッチと決勝は違う。でも彼女と戦う準備はできているわ」。

ダブルスも明日が決勝。連覇を狙うシェイ・スーウェイ/ペン・シューアイと、カーラ ・ブラック/サーニャ・ミルザ(上の写真です)が決勝に進出しています。

シェイとペンはこの大会を最後にペアを解消しますが、その理由は2人の不仲とも噂されています。そして、試合中にもそれが見てとれてしまうのです。

これが普通のペアのベンチでの様子(ちなみにシェイ/ペンに敗れたアラ・クドリャフツェワ/アナスタシア・ラディオノワです)。なんだか楽しそうですね。

こっちが問題の2人。シェイとペンのベンチでの様子。なぜベンチのあっちとこっちに座る…間に置かれたティッシュはなんだ…しかも、この状態で口をきかないどころか目も合わせない…。この微妙に空いた2人の距離感は、心の距離感なのでしょうか…。

勝った直後だけは、ティッシュを挟みながらもこんなふうに仲良さげになるんですが。勝利の喜びだけでは埋めきれない溝が2人の間に生じてしまったのでしょうか…。いずれにしてもこのペアではあと1試合。大会連覇で有終の美を飾れるでしょうか。


さて、明日はついに大会最終日。シングルス&ダブルスの決勝が行われます。現地時間16時からブラック/ミルザ vs シェイ/ペンのダブルス決勝。そしてセレナ vs ハレプのシングルス決勝は19時以降からです。

……

今日の夜景

先日お伝えしたように、水曜日はインドのお祭り「ディパバリ」でした。11月2日までリトルインディアのストリートは、光の装飾が施されています。

(テニマガS&M)

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