プリスコバが開幕試合でビーナスに勝利 [WTAファイナルズ]

 トップ8によるエリート大会「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(10月22~29日/シンガポール/賞金総額700万ドル/室内ハードコート) が開幕し、第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第5シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-2で下し、快調なスタートを切った。

 プリスコバは、第1セットでたちまち3-0とリードを奪ったが、ビーナスはそこから落ち着きを取り戻して第5ゲームでブレークバックした。

 しかしプリスコバは第6、第8ゲームでふたたびビーナスのサーブをブレークし、セットを先取。ビーナスは30-40からダブルフォールトを犯し、それからセットの最後の2ポイントでバックハンドがアウトとなった。

開幕試合に勝利した第3シードのカロリーナ・プリスコバ
SINGAPORE - OCTOBER 22: Karolina Pliskova of Czech Republic celebrates victory in her singles match against Venus Williams of the United States during day 1 of the BNP Paribas WTA Finals Singapore presented by SC Global at Singapore Sports Hub on October 22, 2017 in Singapore. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

 第2セットで、プリスコバは第3ゲームでふたつのブレークポイントをセーブしなければならなかったが、それから第4ゲームでビーナスのサーブをブレークし、3-1とリードした。彼女は試合の最後のゲームで、もう一度ビーナスのサーブをブレークした。

「間違いなく私は、第2セットでの方がよりよいプレーをしていたけど、彼女はすべてに対する答えを持っているようだった」とビーナスは試合を振り返った。「こういう日もあるわ。次の試合では、より運があるよう願っている」。

 WTAファイナルズに2年連続出場を果たしたプリスコバは、ホワイト・グループのラウンドロビンの成績を1勝0敗とした。

 今大会に出場中の8人の中で、唯一今年タイトルを勝ち獲っていないビーナスは、同グループで0勝1敗と、黒星スタートを切ることになった。(C)AP(テニスマガジン)

ラウンドロビンの第1戦で対戦したビーナス・ウイリアムズ(左)とカロリーナ・プリスコバ(右)
SINGAPORE - OCTOBER 22: Venus Williams of the United States shakes hands with winner Karolina Pliskova of Czech Republic after their singles match during day 1 of the BNP Paribas WTA Finals Singapore presented by SC Global at Singapore Sports Hub on October 22, 2017 in Singapore. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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