大坂が初勝利もロシアに敗れ、日本は0勝3敗で大会を終了 [ホップマンカップ]

 ITF(国際テニス連盟)の男女混合国別対抗戦「ホップマンカップ」(12月30日~1月6日/オーストラリア・パース/室内ハードコート)の6日目のデイセッションは、グループBの日本対ロシアの試合が行われた。

 この大会は、男女1名ずつの8チームがグループAとBに分かれてラウンドロビン(総当たり戦)を行い、グループ首位の2チームが優勝を争う。チーム同士の対戦は、男子シングルス、女子シングルス、ミックスダブルスの3種目で勝敗を決める。男女シングルスは3セットマッチ、ミックスダブルスは今年からファスト4方式(4ゲーム先取)の3セットマッチで行われる。

 日本は、杉田祐一(三菱電機)と大坂なおみ(日清食品)のコンビで、16年ぶり6度目の出場となった。

 ともに2敗で迎えた両チームの対戦は、女子シングルスで大坂がアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)に6-4 3-6 7-6(5)で競り勝ったが、男子シングルスの杉田はカレン・ハチャノフ(ロシア)に4-6 2-6で敗れて1勝1敗。勝敗のかかったミックスダブルスを4-1 4-0で制したロシアが初勝利を挙げた。

 この結果、ラウンドロビン0勝3敗の日本がグループ最下位となり、1勝2敗のロシアは3位が確定した。

 このあとイブニングセッションでは2勝同士のスイス対アメリカの試合が予定されており、この対戦の結果でグループBからの決勝進出国が決定する。

DAY6:1月4日(木)

デイセッション

日本(3敗)1-2 ロシア(1勝2敗)

○大坂なおみ 6-4 3-6 7-6(5) ●アナスタシア・パブリウチェンコワ

●杉田祐一 4-6 2-6 ○カレン・ハチャノフ

●大坂/杉田 1-4 0-4 ○パブリウチェンコワ/ハチャノフ

ラウンドロビン|グループ分け

グループA

ドイツ(アレクサンダー・ズベレフ、アンジェリック・ケルバー)
カナダ(バセック・ポスピショル、ユージェニー・ブシャール)
ベルギー(ダビド・ゴファン、エリース・メルテンス)
オーストラリア(タナシ・コキナキス、ダリア・ガブリロワ)

グループB

スイス(ロジャー・フェデラー、ベリンダ・ベンチッチ)
アメリカ(ジャック・ソック、ココ・バンダウェイ)
ロシア(カレン・ハチャノフ、アナスタシア・パブリウチェンコワ)
日本(杉田祐一、大坂なおみ)

※写真は大会初勝利を挙げた大坂なおみ(日清食品)
PERTH, AUSTRALIA - JANUARY 04: Naomi Osaka of Japan celebrates winning her singles match against Anastasia Pavlyuchenkova of Russia on day six of the 2018 Hopman Cup at Perth Arena on January 4, 2018 in Perth, Australia. (Photo by Paul Kane/Getty Images)

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