シャラポワとハレプが準決勝へ [深圳オープン]
マリア・シャラポワ(ロシア)は、オーストラリアン・オープンのための準備を順調に続けている。彼女は「深圳オープン」(WTAインターナショナル/中国・深圳/12月31日~1月6日/賞金総額75万ドル/ハードコート)のシングルス準々決勝でザリナ・ディアス(カザフスタン)を6-3 6-3で下し、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)とともに準決勝へと駒を進めた。
ディアスに対するこの試合で、シャラポワは24本のウィナーと5本のエースを叩き込み、終始試合の主導権を握っていた。
「自分のベストテニスをプレーしたわけではなかったわ。間違いなく向上させなければいけない部分はたくさんあった」と試合後、シャラポワは言った。「素晴らしいのは、私が勝ち上がり、明日もう一度プレーするチャンスを手に入れたということよ」。
シャラポワは決勝行きの切符を賭け、前年度覇者で第6シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)と対戦する。シニアコバはクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)を6-2 6-2で下して勝ち上がった。
2016年のオーストラリアン・オープンのドーピング検査において、メルドニウムで陽性と判定されたため、薬物使用による出場停止処分で昨年の大会に出場することができなかったシャラポワは、このシーズン最初のグランドスラム大会に戻ろうと意欲を燃やしている。
世界1位のハレプもまた、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-2 6-2で簡単に下し、準決勝進出を決めた。
ハレプは水曜日に地元の人気者、ドゥアン・インイン(中国)を3-6 6-1 6-2で倒した時点で、オーストラリアン・オープンまで世界1位の座を保持することを確実にしていた。
第4シードのイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)は第8シードのティメア・バボス(ハンガリー)を7-5 7-5で倒し、やはり準決勝に駒を進めた。準決勝でベグはハレプと対戦するが、過去の対戦成績ではハレプが5勝0敗で一方的にリードしている。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はマリア・シャラポワ(右)とザリナ・ディアス(左)
Photo: SHENZHEN, CHINA - JANUARY 04: Maria Sharapova (R) of Russia shakes hand with Zarina Diyas of Kazakhstan after their match during Day 5 of 2018 WTA Shenzhen Open at Longgang International Tennis Center on January 4, 2018 in Shenzhen, China. (Photo by Zhong Zhi/Getty Images)
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