ラファエル・ナダル(スペイン)は火曜日に、エキシビションマッチの「クーヨン・クラシック」(オーストラリア・メルボルン郊外クーヨン/1月9~12日/ハードコート)に出場し、15日からメルボルンで始まる「オーストラリアン・オープン」へ向けての準備を始めたが、リシャール・ガスケ(フランス)に4-6 5-7で敗れる結果となった。

 世界1位のナダルはシーズン最初のグランドスラムのために、アブダビのエキシビションと、ツアー開幕戦のブリスベン国際に出場を予定していたが、2017年シーズン終わりに負ったケガからの復帰にはまだ時間が必要として、キャンセルしていた。

 ナダルは対ガスケ戦で、昨年11月のATPファイナルズ出場を阻んだ右膝のケガの影響を見せなかったが、彼のパフォーマンスにはムラがあり、来週始まるオーストラリアン・オープンに向けての準備に疑問を抱かせるものとなった。

「昨年は長い一年だったので、今年はいつもより少し遅れて準備を始めなければいけなかった。でも、ここにきて多くの時間を過ごすことで、いい感じがつかめるだろう」と、ナダルは試合後のオンコート・インタビューで言った。

「これは僕にとってよいテストであり、いい練習だ。それがもっとも重要なことだ」と言ったナダルは膝に対する皆の心配を寄せ付けず、「いい気分でなければ、おそらく僕はここにいない。だからこそこれはよいニュースだ」とも言った。

 火曜日のナダルのプレーはフォアハンドに特に問題があるように見え、ネットミスを繰り返したり、ベースラインを数フィート越えるショットも打っていた。

 しかし、ガスケが第2セットの始めにナダルのサービスを2度破って3-0としたあと、ナダルはすぐに反撃し、ラインを狙い、いつもの強さを見せて3-3と追いついた。

 ところがナダルの集中力は続かず、ふたたびアンフォーストエラーを重ねて5-6とサービスダウンすると、試合を落とした。

 勝ったガスケは、ATPツアーではナダルに15連敗中だ。

 グランドスラム優勝歴3度のアンディ・マレー(イギリス)は、昨年のウインブルドン準々決勝以来、プレーしておらず、すでにオーストラリアン・オープン欠場を発表していた。その後、彼はツアー離脱の原因となった腰の手術を今週月曜日に受けたことも追加で公表した。

 昨年9月に娘を出産したセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は、タイトル防衛がかかったオーストラリアン・オープンを戦う準備ができていないと言い、また、日本の錦織圭(日清食品)は昨年8月に負った右手首の負傷からまだ立ち直れておらず、いずれもオーストラリアン・オープンを欠場する。

 昨年後半に肘のケガによってツアーを離れたノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、戦いの場に戻りつつある。

 彼は今月、エキシビションのアブダビと、カタール・オープンの出場は取りやめたが、このクーヨンに遅ればせながらエントリーした。彼は昨年のウインブルドン準々決勝以来となる試合を水曜日にプレーする。対戦相手はドミニク・ティーム(オーストリア)だ。

 ナダルは、昨年のオーストラリアン・オープン決勝でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れたあと、見事ケガからの復活を果たした。それだけにこのクーヨンで、来週のメルボルンパークに向けた準備ができると考えている。

「オーストラリアン・オープン開幕に向けて準備を整えるため、あと数日間は厳しい練習を続けていくことが大切だ」とナダルは話している。(C)AP(テニスマガジン)

DAY1|1月9日(火)

MATCH1
○アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)3-6 6-3 6-2 ●デスタニー・アイアバ(オーストラリア)

MATCH2
○リシャール・ガスケ(フランス)6-4 7-5 ●ラファエル・ナダル(スペイン)

MATCH3
○パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)1-6 7-6(4) 6-3 ●ダビド・ゴファン(ベルギー)

MATCH4
○西岡良仁(ミキハウス)6-3 6-3 ●バーナード・トミック(オーストラリア)

※写真はラファエル・ナダル(右)とリシャール・ガスケ(左)
Photo: MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 09: Rafael Nadal (R) of Spain congratulates Richard Gasquet (L) of France after being defeated by him in the 2018 Kooyong Classic at Kooyong on January 9, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Daniel Pockett/Getty Images)

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