チョン・ヒョンがジョコビッチを倒す金星で、韓国人初のグランドスラム8強 [オーストラリアン・オープン]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、チョン・ヒョン(韓国)が第14シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を7-6(4) 7-5 7-6(3)で破る金星を挙げ、グランドスラムで韓国人選手として初のベスト8進出を果たした。試合時間は3時間21分。

 全豪に3年連続出場となるチョンは、昨年の大会で初勝利を挙げ、2回戦でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に6-1 4-6 4-6 4-6で敗れていた。グランドスラムでは、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)での3回戦進出がこれまでの最高成績だった。

 この結果でチョンは、ジョコビッチとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2016年全豪の1回戦で初対戦しており、ジョコビッチが6-3 6-2 6-4で勝っていた。

 今大会でのチョンは、1回戦をミーシャ・ズベレフ(ドイツ)の第2セット途中棄権で勝ち上がり、2回戦ではダニール・メドベデフ(ロシア)を7-6(4) 6-1 6-1で、3回戦では第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を5-7 7-6(3) 3-6 6-3 6-0で破って16強入りを決めていた。

 チョンは準々決勝で、テニス・サングレン(アメリカ)と対戦する。サングレンは4回戦で、第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)を6-2 4-6 7-6(4) 6-7(7) 6-3で下しての勝ち上がり。

 全豪で6度(2008年、11年~13年、15年~16年)の優勝を誇るジョコビッチは、昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の準々決勝を右肘の故障で途中棄権あと戦線を離脱し、今大会で公式戦に復帰したばかりだった。

※写真はチョン・ヒョン(韓国)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 22: Hyeon Chung of South Korea celebrates winning a point in his fourth round match against Novak Djokovic of Serbia on day eight of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 22, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

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