錦織が公式戦復帰へ、初戦は予選勝者ノビコフ [ニューポートビーチ・チャレンジャー]

 ATPツアー下部大会の「オラクル・チャレンジャーシリーズ・ニューポートビーチ」(アメリカ・カリフォルニア州ニューポートビーチ/1月22~28日/賞金総額15万ドル/ハードコート)に、日本の錦織圭(日清食品)が出場する。

 世界ランク24位(1月15日付)の錦織はワイルドカード(主催者推薦枠)でのエントリーで、1回戦の対戦相手は予選勝者のデニス・ノビコフ(アメリカ)に決まった。両者は2016年8月にトロント(ATP1000/ハードコート)の2回戦で対戦しており、錦織が6-4 7-5で勝っている。

 昨シーズンを5位でスタートした錦織は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で大会前の練習中に右手首を負傷。残りのシーズンすべての大会出場を断念し、回復に努めてきた。

 当初、ツアー開幕戦のブリスベンと翌週のシドニー(いずれもATP250/ハードコート)への参戦を予定していたが取り消し、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の出場も回避していた。

 錦織は公式戦復帰の第一歩にツアー下部のチャレンジャー大会を選択し、翌週のダラス(ATPチャレンジャー/12.5万ドル/室内ハードコート)を経て、2月12日(月)から始まる「ニューヨーク・オープン」(ATP250/室内ハードコート)でATPツアーへの復帰を予定している。

 過去23大会(予選敗退含む)で5度優勝しているチャレンジャー大会に錦織が出場するのは、2010年11月以来となる。

 そのほかの日本勢は、伊藤竜馬(北日本物産)が出場しており、初戦の対戦相手はダリアン・キング(バルバドス)となっている。予選に出場していた内田海智(富士薬品)は、初戦でノビコフに1-6 6-3 6-7(1)で敗れていた。

シングルスシード順位

錦織圭(日本/日清食品)[1/WC]
フランシス・ティアフォー(アメリカ)[2]
テイラー・フリッツ(アメリカ)[3]
ビヨン・フラタンジェロ(アメリカ)[4]
キャメロン・ノリー(イギリス)[5]
アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)[6]
エルネスト・エスコビード(アメリカ)[7]
ヤニック・ハンフマン(ドイツ)[8]

※[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

※写真は昨年のモントリオールの大会での錦織圭(日清食品)
MONTREAL, QC - AUGUST 09: Kei Nishikori of Japan looks on as he waits to receive the ball from Gael Monfils of France during day six of the Rogers Cup presented by National Bank at Uniprix Stadium on August 9, 2017 in Montreal, Quebec, Canada. (Photo by Minas Panagiotakis/Getty Images)

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