ナダルは第5セットで途中棄権、チリッチが8年ぶりの準決勝進出 [オーストラリアン・オープン]

「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が対戦。チリッチから3-6 6-3 6-7(5) 6-2 2-0となった時点でナダルが棄権したため、チリッチのベスト4進出が決まった。試合時間は3時間47分。

 全豪に3年連続10度目の出場となる29歳のチリッチは、2010年にグランドスラムで初めて準決勝に進出。昨年は2回戦で、ダニエル・エバンズ(イギリス)に6-3 5-7 3-6 3-6で敗れていた。

 この結果でチリッチは、ナダルとの対戦成績を2勝5敗とした。昨年はハードコートの準決勝で2度対戦しており、2月のアカプルコ(ATP500)は6-1 6-2で、10月の上海(ATP1000)では7-5 7-6(3)で、いずれもナダルが勝っていた。

 今大会でのチリッチは、1回戦で予選勝者のバセック・ポスピショル(カナダ)を6-2 6-2 4-6 7-6(5)で、2回戦でジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6-1 7-5 6-2で、3回戦でライアン・ハリソン(アメリカ)を7-6(4) 6-3 7-6(4)で、4回戦では第10シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-7(2) 6-3 7-6(0) 7-6(3)で破って8強入りを決めていた。

 チリッチはグランドスラム3度目の決勝進出をかけて、ノーシードから勝ち上がってきたカイル・エドマンド(イギリス)と対戦する。エドマンドは準々決勝で、第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4 3-6 6-3 6-4で下しての勝ち上がり。

※写真は準々決勝で対戦したラファエル・ナダル(右)とマリン・チリッチ(左)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 23: Marin Cilic of Croatia and Rafael Nadal of Spain embrace after Nadal retired with an injury in their quarter-final match on day nine of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 23, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Mark Kolbe/Getty Images)

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