デビスカップ・ワールドグループ1回戦「フランス対オランダ」(2月2~4日/フランス・アルベールビル/室内ハードコート)の最終日、アドリアン・マナリノ(フランス)は第1セットを落とし、第2セットでも3-5とリードを奪われながらも挽回してロビン・ハッサ(オランダ)を4-6 7-6(5) 7-5 6-7(2) 7-5で破り、前年度覇者のフランスを準々決勝へ導いた。

 34本のブレークポイントが横行した4時間20分の厳しい戦いの末、ハッサの打ち損ないのボレーがアウトとなり、マナリノはマッチポイントを手にした。そして短いラリーの末にマナリノは、このチャンスをものにする。回転をかけたフォアハンドが、ネットに出たハッサの足元に沈み、ハッサのバックボレーがアウトした瞬間、マナリノは天に向かってこぶしを突き上げ、フランス・チームは彼の頭に水をかけてワイルドに勝利を祝った。

 3日間に10時間半プレーし、疲労困憊したハッサは、まっすぐコートから出て行った。

 この勝利でフランスは3勝1敗とし、最終シングルスを待たずして準々決勝進出を決めた。フランスは4月6日から8日にかけて行われる準々決勝で、日本を破って勝ち上がったイタリアと対戦する。

 世界25位のマナリノは61対47と、ハッサより多くのウィナーを記録したが、26回のブレークチャンスをつかみながらその好機をかなり無駄にし、そのうち4回しかものにすることができなかった。一方のハッサは手にした8回のブレークポイントのうち3回をものにした。マナリノのサービスエースは21本で、ハッサは19本だった。

 故障したルカ・プイユ(フランス)に代わり、直前に代役を任されたマナリノは、金曜日に起きた世界369位のティーモ・デ バッカー(オランダ)に対する番狂わせの黒星の埋め合わせをした。金曜日の第2シングルスでリシャール・ガスケ(フランス)がハッサを倒して1勝1敗に追いつき、それから土曜日のダブルスで、ニコラ・マウとピエール ユーグ・エルベールのフランスペアがハッサ/ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)を倒して2勝1敗とし、この日に至っていた。

 マナリノは試合後、「ちょっと奇妙な週末だった。出場したのは予想外で、金曜日には大きな失望を味わった。そして最終的に、僕はあまり体験することのなかった感動を味わい、週末はすごくいい形で終わった」と話した。

「今日は本当に大きな喜びの瞬間を経験したよ。この喜びを皆と分かち合うことができて本当に素晴らしかった」

 とはいえ、試合序盤のハッサは出だしには用心深かったマナリノに対するこの試合で、シャープなプレーをしているように見えていたのだ。

 世界42位のハッサは先にブレークを果たして2-1とリードし、そこからサービスゲームをキープして3-1とした。彼は続けてブレークすることもできたはずだったが、マナリノは第5ゲーム30-40からのブレークポイントをサービスエースで凌いだ。

 第1セットでのハッサはマナリノよりもアグレッシブで、コートをよくカバーしていた。ネットにつめてのボレーでセットポイントをつかんだハッサは、サービスエースでセットを締めくくった。

 第2セット第7ゲームでマナリノのサービスゲームをブレークしたハッサは、次をキープして5-3としたが、マナリノはブレークバックし、ハッサが35ショットのラリーに敗れたあと5-5と追いつくことに成功する。マナリノは白熱したタイブレークに競り勝って、それで勢いをつかんだかに見えた。

 第3セットの最初の3つのサービスゲームで、ハッサはブレークポイントを凌いだが、マナリノがかけ続けたプレッシャーは最後に実りを生み、彼はラブゲームでブレークを果たして6-5とすると、自分にサービスをキープしてこのセットを取った。

 それから、マナリノがふらつく番がきた。彼は第4セット5-4から自分のサービスを迎えながらブレークを許してしまう。そしてタイブレークではハッサが圧倒し、勝負は第5セットに持ち込まれたのだった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアドリアン・マナリノ(フランス)、1月に撮影
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 16: Adrian Mannarino of France celebrates winning a point in his first round match against Matteo Berrettini of Italy on day two of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 16, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Jaimi Chisholm/Getty Images)

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