ツォンガとガスケがフランス対決を制して準々決勝へ [南フランス・オープン]

 フランス・モンペリエで開催されている「南フランス・オープン」(ATP250/2月5~11日/賞金総額56万1345ユーロ/室内ハードコート)のシングルス2回戦で、第5シードのリシャール・ガスケ(フランス)が、接戦となったピエール ユーグ・エルベール(フランス)に対する地元勢対決を制し、準々決勝に進出した。

 ATPツアーで初めてこのデビスカップのチームメイトと対戦したガスケは2時間以上をかけ、7-6(3) 5-7 6-3でエルベールに競り勝った。

 エルベールに14本のサービスエース奪われたガスケは、「コートはすごく速く、彼のサーブは非常によかった」と、試合後にコメントした。

「彼は非常に多くのポイントをサービスによって取っていた。いずれにせよ、難しい試合になることはわかっていたよ」

 過去に3度この大会で優勝しているガスケは、次のラウンドで第4シードのダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦する。ジュムホールは、2回戦でルベン・ビーママンズ(ベルギー)を7-5 6-4で倒して勝ち上がった。

 もうひとつの同胞対決では、第3シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)がニコラ・マウ(フランス)を7-6(3) 6-7(3) 7-6(4)の大接戦の末に下した。ツォンガは試合後、「こうも競った試合になるとは予想していなかった。もう少しで負けるところだった!」とため息とともに言った。

「膝の故障のせいでほとんどプレーできていなかったので、リズムを感じられなかったのは無理もないことかもしれない。故障のことはまだ頭に引っかかっている。しかし幸い、今日、痛みは感じなかった」

 ツォンガは準々決勝で、第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。

 更にふたりの地元選手、ルカ・プイユ(フランス)とブノワ・ペール(フランス)が、ともにストレート勝利でベスト8に駒を進めた。第2シードのプイユがカルロス・タベルナー(スペイン)を6-1 6-2で簡単に退け、一方のペールはジョン・ミルマン(オーストラリア)に6-4 7-6(4)で競り勝った。ふたりは次の準々決勝で、顔を合わせることになる

 また、カレン・ハチャノフ(ロシア)はリカルダス・ベランキス(リトアニア)を6-2 7-6(11)で破り、第1シードのダビド・ゴファン(ベルギー)に挑む権利を手に入れた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンでのリシャール・ガスケ(フランス)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 20: Richard Gasquet of France plays a backhand in his third round match against Roger Federer of Switzerland on day six of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 20, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

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