ダブルスはカムケとプッツのドイツペアがラティワタナ兄弟を下して優勝 [慶應チャレンジャー]

 ATPツアー下部大会の「慶應チャレンジャー国際テニストーナメント」(本戦2月26日~3月4日/賞金総額7.5万ドル/神奈川県横浜市・慶應義塾大学日吉キャンパス/ハードコート)の本戦6日目は、男子シングルス準決勝1試合と男子ダブルス決勝が行われた。

 シングルスでは、内山靖崇(北日本物産)が第1シードのジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を6-4 7-5で破り、決勝は伊藤竜馬(北日本物産)との日本人対決となった。

 第7シードの伊藤は、対戦予定だったセム・イルケル(トルコ)が棄権したため不戦勝で決勝進出を決めていた。

 ダブルス決勝は、トビアス・カムケ/ティム・プッツ(ともにドイツ)が第1シードのサンチャイ・ラティワタナ/ソンチャット・ラティワタナ(ともにタイ)を3-6 7-5 [12-10]で倒して大会を制した。試合時間は1時間17分。

 カムケとプッツのコンビは、今大会が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ前週の京都(ATPチャレンジャー/5万ドル/室内カーペットコート)では、準々決勝で敗れていた。

 今大会でのカムケ/プッツは、1回戦でN.スリラム・バラジ(インド)/内山を6-4 6-3で、準々決勝でゴン・マオシン(中国)/シェイ・チェン ペン(台湾)を7-6(1) 7-6(3)で、準決勝ではクリストファー・ルンガット(インドネシア)/ジャン・ザ(中国)を6-3 6-3で下して決勝に進出していた。

 大会最終日の3月4日(日)は11時30分から、男子シングルス決勝が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

男子シングルス準決勝

○13内山靖崇(北日本物産)6-4 7-5 ●1ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)[1]

○25伊藤竜馬(北日本物産)[7] 不戦勝 ●20セム・イルケル(トルコ)

男子ダブルス決勝

○15トビアス・カムケ/ティム・プッツ(ドイツ)3-6 7-5 [12-10] ●1サンチャイ・ラティワタナ/ソンチャット・ラティワタナ(タイ)[1]

※写真は男子ダブルス優勝のトビアス・カムケ(右)/ティム・プッツ(ともにドイツ)
写真提供◎慶應チャレンジャー広報部

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