グエンがウー・トゥンリンとの競り合いを制して2週連続優勝 [F2早稲田フューチャーズ]

 ITF(国際テニス連盟)男子フューチャーズ大会の「三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際テニストーナメント」(東京都西東京市・早稲田大学東伏見三神記念テニスコート/本戦3月12~18日/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。

 シングルス決勝は前週に続いて海外勢同士の対戦となり、第3シードのダニエル・グエン(アメリカ)が第8シードのウー・トゥンリン(台湾)を6-7(5) 7-6(3) 7-6(5)で下して優勝を果たした。試合時間は2時間46分。

 この結果でグエンは、ウーとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。両者は昨年6月に台北(ともにITF2.5万ドル/ハードコート)で2度対戦し、1週目の準決勝はグエンが6-7(3) 7-6(3) 6-4で、2週目の1回戦ではウーが0-6 6-3 7-5で勝っていた。

 グエンのフューチャーズ大会のシングルスでのタイトル獲得は、前週の西多摩(ITF1.5万ドル/ハードコート)に続いて通算13勝目となる。

 今大会でのグエンは、1回戦で予選勝者の山﨑純平(日清紡ホールディングス)を6-1 2-6 6-1で、2回戦で吉備雄也(ノア・インドアステージ)を6-2 1-6 6-1で、準々決勝で上杉海斗(慶應義塾大学)を6-2 2-6 7-6(2)で、準決勝では第1シードの内田海智(富士薬品)を4-6 6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

表彰式スピーチ・抜粋|情報提供◎早稲田大学庭球部

ダニエル・グエン(シングルス優勝)

「今週の大会はとてもファンタスティックな試合が多くできて、特に決勝戦ではウー選手と対戦できてとてもよかったです。これからも頑張って勝ち進んでいきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

ウー・トゥンリン(シングルス準優勝)

「審判、ボールボーイ、大会を運営してくださった皆様、そしてここに来て応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。素晴らしい大会でプレーでき、準優勝できて本当によかったです。負けて悔しいですけど、来週の甲府に向けて全力を尽くして頑張りたいと思います」

シングルス決勝

○9ダニエル・グエン(アメリカ)[3] 6-7(5) 7-6(3) 7-6(5) ●25ウー・トゥンリン(台湾)[8]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

※写真はシングルス優勝のダニエル・グエン(アメリカ/左)と準優勝のウー・トゥンリン(台湾/右)
写真提供◎早稲田大学庭球部

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