「勝利を目前にして相手がちょっとだけスピードを緩めた」大逆転で2回戦を制したウォズニアッキ [オーストラリアン・オープン]
「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が
3-6 6-2 7-5でヤナ・ファット(クロアチア)に逆転勝利を収めた。
第3セット1-5ダウンと追い込まれたウォズニアッキは2つのマッチポイントをしのぎ、6ゲーム連取で7-5と逆転。世界ランク119位でグランドスラムデビューとなったファットに経験の差を見せつけた。
「クレイジーな試合だった。どうやって形成を逆転できたのか、自分でもよくわからない」と語ったウォズニアッキ。2度グランドスラムの決勝を戦った経験があり、2011年のメルボルンではベスト4に進出した。その経験から、窮地に追い込まれても冷静さを保ったようだ。
「彼女は難しい相手だったし、失うものは何もなかったはず。でも、5-1でリードして、その状況を把握したときに彼女は少しだけスピードを緩めたの。“これはラストチャンスだ!”と思って、前に出て攻撃的に戦った」とウォズニアッキは第3セットのポイントになったシーンを振り返った。
その直後からウォズニアッキは9連続ポイントを奪い、マッチポイント後は31ポイントのうち24ポイントを獲得。75分かかった最終セットは、初めてつかんだマッチポイントで、ファットがバックハンドをネットにかけて決着がついた。
もしウォズニアッキがここで敗退していたら、ドローのボトムハーフは波乱だらけになっていただろう。すでに1回戦で昨年ファイナリストのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、昨年のUSオープン女王のスローン・スティーブンス(アメリカ)、第10シードのココ・バンダウェイ(アメリカ)が敗退していたからだ。(C)AP(テニスマガジン)
※写真は大逆転で2回戦を突破したウォズニアッキ
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 15: Caroline Wozniacki of Denmark plays a forehand in her first round match against Mihaela Buzarnescu of Romainia on day one of the 2018 Australian Open at Melbourne Park on January 15, 2018 in Melbourne, Australia. (Photo by Quinn Rooney/Getty Images)
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Ranking of articles
-
2024-04-30
本戦がスタート、内島萌夏ら日本勢4人がシングルス初戦を突破 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-05-03
元ジュニア世界2位、17歳の齋藤咲良が5月1日からプロテニス選手としてのキャリアをスタート
-
2024-05-05
6年ぶりの決勝を制した内島萌夏が大会初優勝、ダブルスはリャン・エンシュオ/タン・キアンホェイがタイトルを獲得 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-05-03
日本勢は本玉真唯と内島萌夏がシングルスで準決勝に進出 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-05-04
東北大の飯田康介(4年)と内田結菜(2年)が優勝 [R6春季東北学生]