車いすテニス2016年フレンチ・オープン優勝者バイスが引退を発表

写真は2008年ロンドン・パラリンピックの女子ダブルス表彰式でのマジョレーン・バイス(オランダ/左)とエステー・フェルガー(オランダ)(Getty Images)

車いすテニス選手のマジョレーン・バイス(オランダ)が自身の公式サイトを通し、現役生活に終止符を打つと発表した。32歳のバイスは2010年11月から世界ランク10位以内を維持し、10年以上の輝かしいキャリアの中でシングルス18勝とダブルス52勝を挙げた。

 東京パラリンピックが2020年から2021年に延期となったことを受けてもう1年トップアスリートとして練習を続けるかどうか悩んだ結果、バイスはプロとしてのキャリアを終わらせる決断に至ったと公式サイト内の声明文の中で明かした。

 バイスは声明の中で「私の素晴らしいテニスのキャリアは、周りの人々のサポートなしには不可能でした」と語り、スポンサーやコーチをはじめとする彼女のチームおよびファンや友人たちへの感謝の意を綴った。

 現役中のバイスは2016年のフレンチ・オープンで優勝したほか、グランドスラムのダブルスで4度(2012年全仏、2013年&18年全豪、2017年全米)タイトルを勝ち獲った。またパラリンピックではエステー・フェルガー(オランダ)とのペアで2012年ロンドン大会で金メダルに輝き、2016年リオデジャネイロ大会ではディーダ・デ グロート(オランダ)と組んで銅メダルを獲得した。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Ranking of articles