アンドレスクが地元カナダでタイトル防衛に向けた挑戦をスタート [国立銀行オープン]

写真はビアンカ・アンドレスク(カナダ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「国立銀行オープン」(WTA1000/カナダ・ケベック州モントリオール/8月9~15日/賞金総額183万5490ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)が予選勝者のハリエット・ダート(イギリス)を6-1 3-6 6-3で倒してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。試合時間は2時間2分。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、アンドレスクはこの試合が初戦だった。今大会に2年ぶり5度目の出場となる21歳のアンドレスクは、前回開催された2019年にタイトルを獲得。2度目の本戦で初勝利を挙げると決勝まで勝ち進み、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が背中のケガを理由に第1セット途中で棄権したため1969年以来のカナダ人チャンピオンに輝いた。

 この日はアンドレスク以外にも3人の上位シード勢が初戦に臨み、第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と第8シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が16強入りを決めたが、第5シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)はカテリーナ・シニアコバ(チェコ)に2-6 6-0 3-6で敗れた。

 1回戦をプレーしたシード勢は第10シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と第15シードのコリ・ガウフ(アメリカ)が勝ち上がったが、第9シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と第12シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)は敗れた。リュドミラ・サムソノワ(ロシア)がリバキナを6-4 5-7 6-4で、カミラ・ジョルジ(イタリア)はメルテンスを6-3 7-5で下し、それぞれ番狂わせを演じた。

 そのほかの試合ではダリア・カサキナ(ロシア)、ダニエル・コリンズ(アメリカ)、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、ジョハナ・コンタ(イギリス)、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)、ドナ・ベキッチ(クロアチア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスローン・スティーブンス(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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