WTAツアー下部大会の「サン マロ・オープン」（WTA125／フランス・サン マロ／5月2～8日／賞金総額11万5000ドル／クレーコート）の女子ダブルス決勝で、第2シードの穂積絵莉（日本住宅ローン）／二宮真琴（エディオン）がノーシードから勝ち上がってきたエステル・カスシーノ／ジェシカ・ポンシェ（ともにフランス）を7-6(1) 6-1で下して優勝を飾った。試合時間は1時間31分。

　ともに1994年生まれの二宮と穂積のコンビは、今季12回目のダブルス出場。ふたりは2018年フレンチ・オープン（フランス・パリ／クレーコート）で日本人ペアとして同種目で史上初のグランドスラム決勝に進出して準優勝を果たし、今年1月のアデレードでは4試合を勝ち抜き同ペアでのツアー初タイトルを獲得した。

　今大会での穂積／二宮は1回戦でイングリッド・ニール（アメリカ）／アストラ・シャルマ（オーストラリア）を6-2 6-4で、準々決勝でジェイミー・フォーリス／マディソン・イングリス（ともにオーストラリア）を6-1 6-4で、準決勝ではユリア・ロホフ（ドイツ）／レナタ・ボラコバ（チェコ）を6-1 5-7 [12-10]で破って決勝進出を決めていた。

　シングルスの日本勢は本玉真唯（島津製作所）と予選を勝ち上がった穂積の2人が出場したが、いずれも初戦敗退に終わっていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者

日本人選手の試合結果

女子シングルス1回戦

●23本玉真唯（日本／島津製作所）3-6 6-3 3-6 ○24マヤル・シェリフ（エジプト）[3]

●28穂積絵莉（日本／日本住宅ローン）[Q] 1-6 2-6 ○27ディアン・パリー（フランス）

女子ダブルス決勝

○16穂積絵莉／二宮真琴（日本住宅ローン／エディオン）[2] 7-6(1) 6-1 ●4エステル・カスシーノ／ジェシカ・ポンシェ（フランス）

女子ダブルス準決勝

○16穂積絵莉／二宮真琴（日本住宅ローン／エディオン）[2] 6-1 5-7 [12-10] ●9ユリア・ロホフ／レナタ・ボラコバ（ドイツ／チェコ）

女子ダブルス準々決勝

○16穂積絵莉／二宮真琴（日本住宅ローン／エディオン）[2] 6-1 6-4 ●13ジェイミー・フォーリス／マディソン・イングリス（オーストラリア）

●12加藤未唯／サブリナ・サンタマリア（ザイマックス／アメリカ）[4] 5-7 6-7(4) ○9ユリア・ロホフ／レナタ・ボラコバ（ドイツ／チェコ）

女子ダブルス1回戦

○16穂積絵莉／二宮真琴（日本住宅ローン／エディオン）[2] 6-2 6-4 ●15イングリッド・ニール／アストラ・シャルマ（アメリカ／オーストラリア）

○12加藤未唯／サブリナ・サンタマリア（ザイマックス／アメリカ）[4] 不戦勝 ●11アンナ・ブリンコワ／タマラ・コーパッチ（ロシア／ドイツ）

予選決勝

○7穂積絵莉（日本／日本住宅ローン）0-6 6-1 6-1 ●6アンジェリーナ・ガブエワ（ロシア）

予選1回戦

○7穂積絵莉（日本／日本住宅ローン）6-4 6-4 ●8ピアンタン・プリプーチ（タイ）[7]

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