リオ五輪金メダリストのモニカ・プイグが現役引退を発表
2016年リオデジャネイロ五輪テニス競技で金メダルを獲得した28歳のモニカ・プイグ(プエルトリコ)が自身のインスタグラムを更新し、現役引退を発表した。
プイグはインスタグラムに投稿したメッセージの中で「私は今日、テニスからの引退を発表します。3年に渡るケガとの戦いと4度の手術を経て、私の体は限界でした」と報告し、今後についてアメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』での仕事や若手プレーヤーのサポートなどテニスに関わる活動する展望について説明した。
2010年にプロ入りしたプイグはWTAツアーのシングルスで3度決勝に進出し、2014年5月にストラスブール(WTAインターナショナル/クレーコート)で唯一のタイトルを獲得した。
グランドスラム大会でのプイグはまだ10代だった2013年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)での4回戦進出が最高成績で、世界ランク自己最高はシングルスが27位でダブルスは210位だった。
キャリアのハイライトとなったリオ五輪でのプイグはノーシードからシングルス決勝に進出してグランドスラム大会優勝歴3回のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-4 4-6 6-1で破る番狂わせに成功し、オリンピックでメダルを獲得した初のプエルトリコ代表選手となった。
写真◎Getty Images
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