ルードがエドマンドを下して2回戦へ、元チャンピオンのティームとワウリンカは敗退 [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がカイル・エドマンド(イギリス)を6-3 7-5 6-2で下して大会をスタートした。試合時間は2時間21分。
フラッシングメドウに5年連続出場となる23歳のルードは、2020年の3回戦進出がこれまでの最高成績。第8シードとして臨んだ昨年は、2回戦でボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)に6-3 4-6 3-6 4-6で敗れていた。
6月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム自己最高の準優勝を飾ったルードはUSオープン前哨戦に大会でプレーし、モントリオール(ATP1000/ハードコート)で4強入りするなど3勝2敗の戦績で今大会を迎えている。
ルードは次のラウンドで、予選勝者のジャン・ジージェン(中国)を3-6 6-7(4) 7-6(9) 6-1 6-4で破って勝ち上がったティム・ファン ライトフォヘン(オランダ)と対戦する。
そのほかの試合では第6シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、第12シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、第18シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第27シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、チアゴ・モンテーロ(ブラジル)、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)、予選勝者のヌーノ・ボルヘス(ポルトガル)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のコランタン・ムーテ(フランス)とユーゴ・グルニエ(フランス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエミリオ・ナバ(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。
第30シードのマキシム・クレッシー(アメリカ)がフチョビッチに7-6(4) 5-7 1-5でリードされた時点で棄権したほか、ワイルドカードを得て参戦した2020年大会チャンピオンのドミニク・ティーム(オーストリア)がカレーニョ ブスタに5-7 1-6 7-5 3-6で敗れ、2016年覇者のスタン・ワウリンカ(スイス)はムーテに4-6 6-7(7)とされたあとにリタイアした。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)、Ret.は途中棄権
男子シングルス1回戦|主な試合結果
○6ヌーノ・ボルヘス(ポルトガル)[Q] 7-6(6) 3-6 7-6(5) 6-7(8) 6-3 ●5ベン・シェルトン(アメリカ)[WC]
○17パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)[12] 7-5 6-1 5-7 6-3 ●18ドミニク・ティーム(オーストリア)[WC]
○24アレックス・デミノー(オーストラリア)[18] 7-5 6-2 6-3 ●23フィリップ・クライノビッチ(セルビア)
○25カレン・ハチャノフ(ロシア)[27] 3-6 6-1 6-2 6-2 ●26デニス・クドラ(アメリカ)
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○28チアゴ・モンテーロ(ブラジル)6-4 4-6 6-4 6-1 ●27アレックス・モルチャン(スロバキア)
○32フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[6] 6-3 6-4 3-6 6-3 ●31アレクサンダー・リチャード(スイス)[Q]
○39マートン・フチョビッチ(ハンガリー)6-7(4) 7-5 5-1 Ret. ●40マキシム・クレッシー(アメリカ)[30]
○44エミリオ・ナバ(アメリカ)[WC] 7-6(7) 4-6 7-6(4) 1-6 6-1 ●43ジョン・ミルマン(オーストラリア)
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○46ユーゴ・グルニエ(フランス)[LL] 4-6 6-2 6-3 6-4 ●45トマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)
○54コランタン・ムーテ(フランス)[LL] 6-4 7-6(7) Ret. ●53スタン・ワウリンカ(スイス)
○62ティム・ファン ライトフォヘン(オランダ)3-6 6-7(4) 7-6(9) 6-1 6-4 ●61ジャン・ジージェン(中国)[Q]
○64キャスパー・ルード(ノルウェー)[5] 6-3 7-5 6-2 ●63カイル・エドマンド(イギリス)
写真◎Getty Images
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