アメリカに勝ったオランダがグループDを首位通過、カナダはセルビアに敗れるも決勝トーナメント進出が確定 [デビスカップ・ファイナルズ]
男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」グループステージ(イタリア・ボローニャ、スペイン・バレンシア、ドイツ・ハンブルク、イギリス・グラスゴー/9月13~18日/室内ハードコート)の大会5日目は、4つのグループのラウンドロビン(総当たり戦)第5戦が行われた。
グループAは第1シードのクロアチアがアルゼンチンを3勝0敗で、グループBはセルビアがカナダを2勝1敗で、グループCは第3シードのフランスがベルギーを2勝1敗で、グループDはオランダが第4シードのアメリカを2勝1敗で下してそれぞれ勝利をおさめた。
グループDのオランダが3戦全勝で首位通過を決め、グループBはカナダとセルビアがともに2勝1敗でグループステージを終えたが勝利数で上回ったカナダの決勝トーナメント進出が確定した。セルビアは日曜日に第2シードのスペインが韓国に負けた場合、グループ2位で勝ち上がることができる。
デビスカップは2019年から、ITFとスペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。
新フォーマットのデビスカップではこれまでファイナルズのグループステージと決勝トーナメントを同じ日程の中で行ってきたが、今年はグループステージと決勝トーナメント(スペイン・マラガ/11月22~27日/室内ハードコート)を分けて開催される。
今年のファイナルズは16ヵ国が4チームによる4グループに別れてグループステージ(総当たり戦)を戦い、各グループの上位2チームが11月の決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。
※[ ]数字はシード順位
グループステージ|9月17日
グループA|ボローニャ
クロアチア[1](2勝1敗)3-0 アルゼンチン(0勝3敗)
R1 ○ボルナ・ゴヨ 6-1 3-6 6-3 ●セバスチャン・バエス
R2 ○ボルナ・チョリッチ 6-4 7-6(6) ●フランシスコ・セルンドロ
R3 ○ニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ 6-2 7-5 ●マッシモ・ゴンサレス/ホレイショ・ゼバロス
グループB|バレンシア
カナダ(2勝1敗)1-2 セルビア(2勝1敗)
R1 ●ガブリエル・ディアロ 2-6 2-6 ○ラスロ・ジェレ
R2 ○フェリックス・オジェ アリアシム 6-3 6-4 ●ミオミル・キツマノビッチ
R3 ●アレクシス・ガラルノー/バセック・ポスピショル 1-2 Ret. ○ミオミル・キツマノビッチ/フィリップ・クライノビッチ
グループC|ハンブルク
フランス[3](1勝2敗)2-1 ベルギー(0勝3敗)
R1 ○リシャール・ガスケ 6-3 6-3 ●ミハエル・ゲールツ
R2 ●バンジャマン・ボンジ 3-6 7-5 3-6 ○ダビド・ゴファン
R3 ○ニコラ・マウ/アルトゥール・リンデルネック 6-3 7-6(6) ●サンダー・ジレ/ヨラン・フリーゲン
グループD|グラスゴー
アメリカ[4](2勝1敗)1-2 オランダ(3勝0敗)
R1 ●トミー・ポール 5-7 6-7(3) ○タロン・グリークスプア
R2 ●テイラー・フリッツ 4-6 6-7(3) ○ボティック・ファン デ ザンツフープ
R3 ○ラジーブ・ラム/ジャック・ソック 4-6 7-6(3) 6-4 ●ヴェスレイ・クールホフ/マットヴェ・ミドルコープ
写真◎Getty Images
- マテ・パビッチ
- ジャック・ソック
- ダビド・ゴファン
- テイラー・フリッツ
- バセック・ポスピショル
- ヴェスレイ・クールホフ
- ニコラ・メクティッチ
- リシャール・ガスケ
- フェリックス・オジェアリアシム
- フィリップ・クライノビッチ
- トミー・ポール
- ホレイショ・ゼバロス
- ミオミル・キツマノビッチ
- ラスロ・ジェレ
- ボルナ・チョリッチ
- アルトゥール・リンデルネック
- ラジーブ・ラム
- デビスカップ
- ニコラ・マウ
- バンジャマン・ボンジ
- マットヴェ・ミドルコープ
- マッシモ・ゴンサレス
- サンダー・ジレ
- ヨラン・フリーゲン
- タロン・グリークスプア
- ボルナ・ゴヨ
- セバスチャン・バエス
- ITF
- ミハエル・ゲールツ
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