ナダルがキャリア初の開幕2連敗も悲観せず「僕にはこのようなバトルが必要」 [ユナイテッドカップ]

写真はオーストラリア戦の男子エース対決で逆転負けを喫したラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 2023年シーズンの開幕を飾る男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」(UNITED CUP、WTA500/オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/12月29日~1月8日/賞金総額1500万ドル/室内ハードコート)は大会5日目を迎え、ナイトセッションでは3つの会場で3グループ(グループB、D、F)の男女シングルス各1試合が行われた。

 同大会は18ヵ国の男女混成チームが3チームによる6グループに分かれグループステージ(総当たり戦)を戦い、同じ会場の勝者同士がプレーオフ(シティファイナル)で対決して都市ごとの代表を決め、敗れた中でもっとも成績のいい1チームを加えた4ヵ国が決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。

 チームは男女各4名までで構成され、グループステージの対戦は2日間に渡って男子シングルス2試合+女子シングルス2試合+ミックスダブルス1試合で行われる。

 スペインのグループステージ敗退が決まってユナイテッドカップでの戦いを終えた36歳のラファエル・ナダル(スペイン)はフルセットの末にキャメロン・ノリー(イギリス)とアレックス・デミノー(オーストラリア)に敗れたが、ケガを経て調子を戻そうとしている過程においてこの経験は今後の糧になると考えている。

 メルボルン・サマーセットとオーストラリアン・オープン優勝を含む開幕20連勝を飾った2022年とはまったく違う新シーズンのスタートとなったが、ナダルは長時間の戦いに耐え抜いたことを喜んでいた。彼は今季プレーした2試合で、いずれもセットを先取しながら敗れた。ナダルが開幕から2試合続けて負けたのは、キャリア初のこととなる。

「僕にはコートで時間を費やすことが必要だ。僕にはこのようなバトルが必要なんだ」とナダルはオーストラリア戦のシングルスで敗れたあとの記者会見で話した。

「ここで戦った2日間のような経験は助けになる。もちろん勝っていたらプロセスはより速くなるかもしれないけど、とにかく戦い続けなければならない。それだけだ。暫くの間とはいえ、僕は非常にいいレベルのテニスができていた。バックハンドはとてもよかったし、フォアハンドでうまくコースを打ち分けることもできていた」

 デミノーに対する試合で重大なミスを犯してチャンスを逃したことを悔やんだが、ユナイテッドカップでの経験から多くのポジティブな手応えを掴んだとナダルは語った。

「オーストラリアン・オープンが始まるまでまだ2週間ある。理想的な状況とは言えないけど、同時に非常に悪いという訳でもない。いいプレーができていた時間帯もあったからね。この2試合は助けになると思う。僕は数試合に勝つ必要がある。だけどもう少し時間が必要な状態でここに乗り込んできたことを考えれば、レベルはそれほど悪くないよ」とナダルはコメントした。

「この2週間はフィジカルコンディションを上げるために追い込むつもりだ。テニスの面ではいい選手たちと練習して数セットをプレーすることで一貫性のあるテニスができるようになると思うし、それを目指していく。まだ始まったばかりだし、僕はあまり心配していないよ」

 ナダルはチームがシドニーでまだ試合が残っているため火曜日は一緒に行動し、水曜日に少し観光したあとオーストラリアン・オープンの準備をするためにメルボルンに向かう予定だと明かした。

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写真◎Getty Images

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