加藤未唯/スチアディは3回戦で失格負け [フレンチ・オープン]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子ダブルス3回戦で第16シードの加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)が第2セット途中で失格処分を受け、マリー・ブーズコバ(チェコ)/サラ・ソリベス トルモ(スペイン)がベスト8進出に進出した。
加藤/ストジアディはタイブレークの末に6-7(1)で第1セットを落としたが、第2セット3-1で迎えたレシーブゲームで15-30からスチアディがリターンをネットにかけたボールを加藤が相手コートに返したところボールガールに直撃してしまった。
ブーズコバ/ソリベス トルモ側のアピールで主審が試合を止め、加藤も相手に直接謝罪したが危険行為と判断されて失格となった。試合時間は1時間44分。
スチアディと加藤のコンビは、今季11回目のダブルス出場。2023年WTAツアー開幕戦のひとつだったオークランド(WTA250/ハードコート)で同ペアでの初タイトルを獲得し、3月のインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)では4強入りした。
今大会での加藤/ストジアディは1回戦でキャロライン・ドラハイド(アメリカ)/ユレ・ニーマイヤー(ドイツ)を6-2 6-0で、2回戦ではイリーナ・クロマキワ(ロシア)/リンダ・ノスコバ(チェコ)を6-4 7-5で破って16強入りを決めていた。
ブーズコバ/ソリベス トルモは準々決勝で、第6シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/エレン・ペレス(オーストラリア)と第11シードのシュー・イーファン/ヤン・ザオシャン(ともに中国)の勝者と対戦する。
撮影◎毛受亮介
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