伊藤あおい/瀬間詠里花がコンビ3戦目で初優勝 [W25香港]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った伊藤あおい(フリー/右)と瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)(写真提供◎瀬間詠里花:橋本総業ホールディングス所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITFワールドテニスツアー女子2万5000ドル香港」(ITFワールドテニスツアーW25/中国・香港/6月26日~7月2日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第2シードの伊藤あおい(フリー)/瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)がノーシードから勝ち上がってきた小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/清水綾乃(Club MASA)を5-7 6-3 [10-4]で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間43分。

 瀬間と伊藤のコンビは、今回が3度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ5月の久留米(W60/砂入り人工芝コート)で4強入りするなど、3勝2敗の戦績で今大会を迎えていた。ITFツアーの同種目では34歳の瀬間が38勝目、19歳の伊藤は5勝目となる。

 今大会での伊藤/瀬間は1回戦でポリーナ・イアチェンコ/ダリア・ロディコワ(ともにロシア)を6-2 6-3で下し、準々決勝は今村咲(EMシステムズ)/大前綾希子(島津製作所)が第1セット途中で棄権したため勝ち上がり、準決勝ではジャスティン・レオン/ホン イ コディ・ウォン(ともに香港)を6-4 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 13人が本戦に出場したシングルスの日本勢は、第1シードの加治遥(島津製作所)が準決勝に進出したのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○10ヤン・ヤーイー(台湾)1-6 6-2 6-1 ●17エウディス・チョン(香港)[6]

女子シングルス準決勝

○10ヤン・ヤーイー(台湾)4-6 6-4 6-1 ●1加治遥(日本/島津製作所)[1]

○17エウディス・チョン(香港)[6] 3-6 7-5 7-5 ●31ランラーナ・タラルディー(タイ)

女子シングルス準々決勝

○1加治遥(日本/島津製作所)[1] 7-6(2) 3-6 6-4 ●6伊藤あおい(日本/フリー)[Q]

○10ヤン・ヤーイー(台湾)3-5 Ret. ●16アナスタシア・ガサノワ(ロシア)[7]

○17エウディス・チョン(香港)[6] 6-4 6-1 ●23アナスタシア・コバレワ(ロシア)[Q]

○31ランラーナ・タラルディー(タイ)6-4 7-6(0) ●28今村咲(日本/EMシステムズ)

女子ダブルス決勝

○16伊藤あおい/瀬間詠里花(フリー/橋本総業ホールディングス)[2] 5-7 6-3 [10-4] ●6小堀桃子/清水綾乃(橋本総業ホールディングス/Club MASA)

女子ダブルス準決勝

○6小堀桃子/清水綾乃(橋本総業ホールディングス/Club MASA)不戦勝 ●1エウディス・チョン/アナスタシア・ガサノワ(香港/ロシア)[1]

○16伊藤あおい/瀬間詠里花(フリー/橋本総業ホールディングス)[2] 6-4 6-2 ●10ジャスティン・レオン/ホン イ コディ・ウォン(香港)

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写真提供◎瀬間詠里花:橋本総業ホールディングス所属

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