一度引退したストリコバがシェイ・スーウェイとのダブルスでふたたびウインブルドン優勝

写真は4年ぶりの優勝を飾ったシェイ・スーウェイ(左)/バーボラ・ストリコバ(台湾)(チェコ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子ダブルス決勝でシェイ・スーウェイ(台湾)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)が第3シードのストーム・ハンター(オーストラリア)/エリース・メルテンス(ベルギー)を7-5 6-4で倒し、同ペアで4年ぶりの優勝を飾った。試合時間は1時間50分。

 2021年5月に現役引退を表明した37歳のストリコバは出産を経て4月のマドリッド(WTA1000/クレーコート)で復帰し、同じく37歳のシェイも2021年シーズンを最後に無期限の休養期間を過ごしていたが同じ大会のダブルスで活動を再開していた。

 今シーズンのシェイ/ストリコバは今大会まで3大会でプレーして3勝3敗だったが、4戦目で一気にグランドスラムの頂点に駆け上がった。

 今大会でのシェイ/ストリコバは1回戦でアンナ・ブリンコワ(ロシア)/バルバラ・グラチェワ(フランス)を6-1 6-2で、2回戦でエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)/ヤン・ザオシャン(中国)を3-6 6-2 6-4で、3回戦で第13シードの加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)を7-5 7-6(4)で、準々決勝でカロリーヌ・ガルシア(フランス)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)を7-6(5) 6-4で、準決勝ではマリー・ブーズコバ(チェコ)/サラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-4 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 シェイはワン・シンユー(中国)とのペアで臨んだ先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でもタイトルを獲得しており、復帰早々にグランドスラム2大会連続制覇の快挙を達成した。


女子ダブルスで4年ぶりの優勝を飾ったシェイ・スーウェイ(台湾/左)とバーボラ・ストリコバ(チェコ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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