コスチュクが3つのマッチポイントを凌いだ末にアンドレスクを倒して2回戦へ [WTAワシントンDC]
WTAツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(WTA500/アメリカ・ワシントンDC/7月31日~8月6日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、マルタ・コスチュク(ウクライナ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したビアンカ・アンドレスク(カナダ)に2-6 6-3 7-6(5)で逆転勝利をおさめた。
2度サービスダウンを喫して第1セットを落としたコスチュクは第2セット3-0から3-3と追い上げられてから3ゲームを連取してセットオールに追いつき、一進一退の第3セットで合計3度のマッチポイントを凌いだ末にもつれ込んだタイブレークで掴んだ最初のチャンスをものにして2時間43分の激闘に終止符を打った。
ふたりは2月にホアヒンの準々決勝で一度対決してアンドレスクが6-0 7-6(3)で勝っていたが、世界ランク自己最高の34位で今大会を迎えたコスチュクがそのときの雪辱に成功した。
「(第3セット)4-4の場面で私はチャンス(3つのブレークポイント)をものにできなかった。もったいないミスがいくつがあった。正直に言って、この試合に勝てるとは思っていなかった。でもとにかくすべてのポイントで頑張って試合に留まり、諦めずに戦おうとしていたわ」とコスチュクは試合を振り返った。
コスチュクは次のラウンドで、第2シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。
そのほかの試合では第5シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第6シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、ディフェンディング・チャンピオンで第8シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、ワイルドカードを得て参戦したエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、予選勝者のローレン・デービス(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。
写真◎Getty Images
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