上杉海斗がマクラクラン勉とのダブルスでデ杯初勝利、日本が来季のファイナルズ予選進出に王手 [デビスカップ日本対イスラエル]

写真はドロー抽選会での日本代表チーム(右側)とイスラエル代表チーム(写真提供◎公益財団法人日本テニス協会)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループⅠ「日本対イスラエル」(9月16、17日/イスラエル・テルアビブ/室内ハードコート)の2日目が始まり、第3試合のダブルスで日本のマクラクラン勉(イカイ:複78位)/上杉海斗(江崎グリコ:複129位T)がイスラエルのダニエル・クキエルマン(複198位)/エダン・レシェム(複382位)を6-2 7-6(2)で退け日本が来季のファイナルズ予選進出に王手をかけた。試合時間は1時間32分。

 マクラクランと上杉は、今回初めてペアを組んでダブルスに出場。2度目の代表入りとなる28歳の上杉は、デビスカップ代表初勝利を挙げた。

 初日に行われたシングルスはオープニングマッチで島袋将(有沢製作所:単146位)がイシャイ・オリエル(単470位)を6-4 7-6(5)で倒し、第2試合は望月慎太郎(IMG Academy:単193位)がクキエルマン(単372位)に6-1 6-7(5) 2-6で敗れて1勝1敗で2日目を迎えていた。

 両国はワールドグループⅠプレーオフ(2月4、5日)を戦い、日本がホーム(兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)でポーランドを4勝0敗で、イスラエルはアウェー(ラトビア・リガ/室内ハードコート)でラトビアを3勝2敗で下してワールドグループⅠ進出を決めていた。

 日本は2012年9月にワールドグループ・プレーオフ(東京・有明コロシアム/ハードコート)でイスラエルと一度対戦し、2勝3敗で惜敗している。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。ITFは同社とのパートナシップ終了を発表したが、今年の大会は予定通り行われることになっている。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争うワールドグループⅠはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が、翌年のファイナルズ予選への出場権を獲得する。

※文中の世界ランクは9月11日付

ワールドグループⅠ|日本 2-1 イスラエル

第1日|9月16日(土)

第1試合 ○島袋将(有沢製作所:単146位)6-4 7-6(5) ●イシャイ・オリエル(単470位)

第2試合 ●望月慎太郎(IMG Academy:単193位)6-1 6-7(5) 2-6 ○ダニエル・クキエルマン(単372位)

第2日|9月17日(日)

第3試合 ○マクラクラン勉(イカイ:複78位)/上杉海斗(江崎グリコ:複129位T)6-2 7-6(2) ●ダニエル・クキエルマン(複198位)/エダン・レシェム(複382位)

第4試合 島袋将(有沢製作所:単146位)vs ダニエル・クキエルマン(単372位)

第5試合 望月慎太郎(IMG Academy:単193位)vs イシャイ・オリエル(単470位)

※メンバーは変更可、ルールにより2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

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写真提供◎公益財団法人日本テニス協会

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