サバレンカがツレンコに1ゲームも与えず圧勝、次は過去1勝4敗のアニシモワ [オーストラリアン・オープン]
シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が過去1勝1敗だった第28シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)を6-0 6-0で圧倒してベスト16に進出した。
ツアーレベルで初のダブルベーグル(6-0 6-0の勝利)を僅か52分で決めたサバレンカは、「自分のプレーレベルにとても満足している。とにかく次のラウンドに進めてうれしいわ」と試合後にコメントした。
試合後のオンコートインタビューでここ3試合で6ゲームしか落としていないことを指摘されたサバレンカは、「昨年にイガ・シフィオンテク(ポーランド)がたくさん6-0でセットを取ったから、彼女に近づくことが目標のひとつなの」と答えた。
サバレンカは次のラウンドで、元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)を7-5 6-4で破って勝ち上がったアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。アニシモワはサバレンカと過去5戦して4勝1敗とリードしており、2019年全豪3回戦では6-3 6-2で勝っている。
17歳だった2019年フレンチ・オープンで4強入りした実績を持つアニシモワはメンタルヘルスと燃え尽き症候群に苦しんでいることを明かして1回戦で敗れた昨年4月のマドリッド終了後に休養すると発表し、今季のWTAツアー開幕戦のひとつとなるオークランドで復帰して今大会が2戦目となる。
「自分自身を本当に誇りに思う。多くの人々が私に『長期休養明けなんだから自分にあまり期待しすぎないように』と言うから、私は自分に期待していいのかわからなかったの。私は少しそれを受け入れたけど、それでも自分自身に多くのことを期待していたわ。でもそれと同時に、1回戦で勝とうが負けようが幸せだと思っていた」とアニシモワは16強入りを決めたあとに打ち明けた。
「このアプローチでここまで到達できてうれしいけど、私はまだもっとできると思っている」
写真◎Getty Images
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