最先端のテニスコーナーにテニマガ編集部が潜入!
オーストラリアン・オープンのオフィシャルストリンガーブースで使用され、テニス界では常に話題のヨネックスストリングマシンと、さらに最新のスウィングウェイトマシンが設置されているゼビオ・川崎ルフロン店を取材してみた。
◇ ◇
JR川崎駅より徒歩1分に位置するこの店舗の、ラケットスポーツコーナーに並ぶギアの品揃えは壮観だ。それらをよりユーザーにマッチするために設置されている2台のマシンがある。
それは、世界初!約5秒置くだけでラケットの重量・バランスを自動で測定する、YONEXのスウィングウェイトマシン『PRECISION SCAN(プレシジョン・スキャン)』と、最新のストリンギングマシン『Precision9(プレシジョン9)』だ。
スウィングウェイトマシン『PRECISION SCAN』
YONEXのスウィングウェイトマシン『PRECISION SCAN』は、重量・バランス等を自動で測定する機械だ。同じ機種のラケットでも全てのスペックが同じではない。多少の個体差が出てくる中で、それでもより近い数値のラケットを手にしたいというのが、ユーザーの偽らざる気持ちだろう。
『PRECISION SCAN』は、①フレームの左右重量(主に鉛をつけるなどカスタマイズ時の参考になる)、②フレームの全重量、③バランス(静止バランス)、④スウィングウェイト(ラケットを振ったときの重さ)、⑤パフォーマンススウィングウェイト(スウィングウェイトよりさらに体感に近い数値/YONEX独自の指標)が計測できる。
最初の購入時にこのデータを計測してもらい、写メを撮っておけば、数値として見ることができるので、前のラケットより何がどれくらい違うのか、同じ機種を買い足したい方は、今のラケットに近い数値のものを見つける参考になる。テニスの技術が安定してくることによって、ちょっとしたバランスの違いがショットへの影響にもつながってくるので、計測がユーザーへの大きなサポートになりそうだ。
『PRECISION SCAN』の展開店舗はこちら!
ストリンギングマシン『Precision9』
張りにおいては『Precision9』というストリンギングマシンが設置されている。これは、グランドスラムでの張りを経験してきたYONEXが、さらなる効率性と正確性を重視し開発したもの。
具体的な操作性としては、以前の機種では手動でターンテーブルのロックをかけていたところが、スイッチ一つでオートロックできるようになっている。これによって、ラケットの固定がしやすくなり、より速い張りが可能だ。
また、作業台の高さを調整するのもスイッチ一つで行える。自分の張りやすい高さに立ったままでセッティングできることで、より楽な体勢でストリンギングを行える。
ストリングを挟む“クランプ”の変化も大きい。挟む部分の特殊なコーティングによって、しっかりと掴みつつも、軽い力で操作できる。
学生や愛好家が多く訪れるゴールデンウィークには、接客もしつつ一日に10本以上張り上げる日もあるというゼビオのスタッフにとっては、マシンの進化は効率の良さにもつながっている。この機能がもたらす恩恵は大きい。
スーパースポーツゼビオは、カードもしくはアプリの会員であれば、ストリング購入者は半額で張り替えができる。頻繁に切れてしまう方なら、ロールガットをキープし、会員価格で張り替えるとお財布にやさしそうだ。
ちなみに、今回張り上げてもらったラケットはYONEXの『VCORE-X FACTOR』だ。ラケットスポーツ担当の野村英未さんは「285gということで、軽すぎず重すぎず、振り抜きやすいので、オールマイティなラケットです。高校からテニスを始める方などがよく購入されていて、『もっとスピンをかけたい』とストリングを変えたり、『もう1本欲しい』とリピーターになる方がいらっしゃいます」と多くの方にお勧めしたいラケットだという。
レッドとブラックの2色展開というところも幅広い層に受け入れられている。
VCORE-X FACTOR
フェイス面積◎100平方インチ
ウェイト◎285g
バランスポイント◎330mm
ストリングパターン◎16×18
カラー◎ブラック、レッド
価格◎3万690円(税込)
春の卒業、入学シーズンに向けて、全国のスーパースポーツゼビオのマシンを設置してある店舗(一部店舗)で、新規購入、買い替えの際には自分のラケットの特性を知っておくことを提案します!
豊富な品揃えと公認ストリンガーが在中し、プレーヤーのニーズにていねいに応えてくれるスーパースポーツゼビオで、より良いテニスライフを実現しよう!
スーパースポーツゼビオHPはこちら!
(取材協力)
スーパースポーツゼビオ 川崎ルフロン店
〒210-0024
神奈川県川崎市川崎区日進町1-11
川崎ルフロン7F・8F
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