アレクサンドロワがベキッチとの死闘を制して決勝進出「すべてのポイントで戦い続けた」 [リンツ女子]
WTAツアー公式戦「オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ」(WTA500/オーストリア・オーバーエスターライヒ州リンツ/1月29日~2月4日/賞金総額92万2573ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)が第3シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)に5-7 7-6(4) 7-6(6)で競り勝ち今季初優勝に王手をかけた。
4-5から3ゲームを連取されて第1セットを落としたアレクサンドロワはタイブレークの末に第2セットを取り返し、ふたたびもつれ込んだ第3セットのタイブレークでは1-5から巻き返して3時間6分で勝利をもぎ取った。
2度目のマッチポイントでベキッチのリターンがアウトとなった瞬間、アレクサンドロワはその場に屈み込んで目を覆った。
「(第3セットのタイブレークで)1-5だったときも、私は何があってもすべてのポイントで戦い続けた。それがこの試合で私にとってもっとも価値があることよ。確かに決勝に進めるのは凄いことだけど、あのような瞬間を乗り越えて勝てるなんて本当に素晴らしいわ」とアレクサンドロワは試合後にコメントした。
ツアー5勝目を目指すアレクサンドロワは決勝で、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 6-3で破って勝ち上がった第1シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。
写真◎Getty Images
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