日比野菜緒がUSオープン以来の復帰戦だった43歳ビーナスを倒して本戦初勝利 [WTAインディアンウェルズ]

写真は日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、1セットダウンから巻き返した日比野菜緒(ブラス)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ランク1位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を2-6 6-3 6-0で倒して本戦初勝利を挙げた。

 この試合は前日に始まったが、第1セット1-1の時点で雨により順延となっていた。日比野は一度もサービスゲームをキープできずに第1セットを落としたが、第2セット2-3から最後の10ゲームを連取して2時間1分で逆転勝利をおさめた。

 同大会に2年連続6度目の出場となる29歳の日比野は、予選2試合を勝ち抜き4度目の本戦入り。昨年は予選決勝で、キンバリー・ビレル(オーストラリア)に1-6 6-2 3-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。43歳のビーナスは初戦敗退に終わった昨年8月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を最後に公式戦でプレーしておらず、この試合が復帰戦だった。

 日比野は次のラウンドで、第17シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

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写真◎Getty Images

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