ガウフが17本のダブルフォールトを犯しながらも前週優勝のユアン・ユエを退け初のベスト4進出 [WTAインディアンウェルズ]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)がユアン・ユエ(中国)を6-4 6-3で下してベスト4に進出した。

 5-3からブレークバックを許した直後にもう一度相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したガウフは第2セット第1ゲームでサービスダウンを喫したが、1-3から3つのブレークポイントを凌いでキープすると最終的に最後の5ゲームを連取して1時間34分で勝利を決めた。

 ユアンは前週のオースティン(WTA250/ハードコート)でツアー初優勝を飾って今大会を迎えていたが、連勝は「9」でストップした。

 同大会に4年連続出場となるガウフは昨年の準々決勝進出がこれまでの最高成績だったが、17本のダブルフォールトを犯しながらも母国アメリカでの連勝を「20」に伸ばして初の4強入りを決めた。

 ガウフは次のラウンドで、第23シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)を5-7 6-2 6-4で破って勝ち上がった第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、イガ・シフィオンテク(ポーランド)とマルタ・コスチュク(ウクライナ)の顔合わせとなった。第31シードのコスチュクがともに初のWTA1000大会準々決勝をプレーした第28シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-0 7-5で退け、第1シードのシフィオンテクは6-4 1-0とリードした時点でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が棄権したため勝利が決まった。

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写真◎Getty Images

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