ナボーネが元世界3位ワウリンカを倒して8強入り「子供の頃に彼の試合を観ていた」 [ハッサン2世グランプリ]

写真はリオ・オープンでのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/モロッコ・マラケシュ/4月1~7日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第7シードのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)が元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)に3-6 7-5 6-2で逆転勝利をおさめてベスト8進出を決めた。

 2-3からサービスダウンを喫して第1セットを落としたナボーネは第2セット第3ゲームでブレークされた直後に追いつくと5-5から2ゲームを連取して試合を振り出しに戻し、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って2時間18分で試合を締めくくった。

「とても厳しい試合だった。僕は子供の頃に彼(ワウリンカ)の試合を観ていたんだ。彼と対戦できてうれしいし、勝つことができて凄く満足している」と2月のリオデジャネイロで準優勝を飾った23歳のナボーネは試合後にコメントした。

 ナボーネは次のラウンドで、第2シードのセバスチャン・オフナー(オーストリア)を7-6(11) 2-6 7-6(7)で破って勝ち上がったアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、オフナーはこの試合が初戦だった。

 そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンのロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)が第3シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を6-4 7-6(3)で倒し、ニコラス・モレノ デ アルボラン(アメリカ)は同じ予選勝者のダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-4で退け、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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