ルードが2大会連続決勝進出、相手は前週敗れたチチパス「明日はキャリア最大のタイトルを目指す」 [バルセロナ・オープン]

写真はキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/スペイン・カタルーニャ州バルセロナ/4月15~21日/賞金総額293万8695ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第3シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が第13シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)を7-6(6) 6-4で倒して今季初優勝にふたたび王手をかけた。

 競り合いとなった第1セットをタイブレークの末に先取したルードは第2セットの立ち上がり相手のサービスゲームを破った直後に追いつかれたが、第5ゲームでふたたびブレークしたリードを最後まで守りきって1時間57分で2週連続となる決勝進出を決めた。

「素晴らしいね。本当にいい2週間だよ。2大会連続の決勝だし、明日は特別なものになるだろう。キャリア最大のタイトルを目指すよ」とルードは試合後にコメントした。

「難しい試合だった。レベル的にはここバルセロナでプレーした中で最高の試合だったと思う。トマスはとても手強い相手で、素晴らしいテニスをしている。第1セットは少しラッキーだったけど、ときにはそういうちょっとした運も必要だからね」

 グランドスラム大会で3度(2022年&23年全仏、2022年全米)と2022年ATPファイナルズで決勝に進出するなど大舞台で実績を残しているルードだが、これまでに挙げたツアー10勝のすべてがATP250大会となっている。

 ルードは今季4度目の決勝で、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を5-7 6-4 で破って勝ち上がった第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)とふたたび対戦する。ふたりは前週のモンテカルロでも決勝で顔を合わせ、チチパスが6-1 6-4で勝っている。

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写真◎Getty Images

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