32歳フチョビッチが2018年5月以来のツアー2勝目、新鋭ナボーネは今季2度目の準優勝 [ATPブカレスト]

写真はオーストラリアン・オープンでのマートン・フチョビッチ(ハンガリー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ティリアク・オープン」(ATP250/ルーマニア・ブカレスト/4月15~21日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)が第6シードのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)を6-4 7-5で倒してチャンピオンに輝いた。

 32歳のフチョビッチがATPツアーでタイトルを獲得したのは、2018年5月のジュネーブ(ATP250/クレーコート)以来でキャリア2度目(準優勝2回)となる。

 4-0から4-4に追いつかれたあと2ゲームを連取して第1セットを先取したフチョビッチは第2セット第3ゲームで先にサービスダウンを喫したが、第8ゲームで追いつくと6-5から5度目のブレークに成功して2時間6分で勝利を決めた。

 今大会でのフチョビッチは1回戦で予選勝者のヴァランタン・バシュロ(モナコ)を7-6(8) 6-2で、2回戦で第2シードのタロン・グリークスプア(オランダ)を7-5 6-1で、準々決勝でコランタン・ムーテ(フランス)を4-6 6-4 6-1で、準決勝では第4シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)を6-4 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 敗れはしたがワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取った2月のコルドバ(ATP250/クレーコート)でデビューを果たした23歳のナボーネはこれが5度目のツアー本戦だったが、3大会目のリオデジャネイロ(ATP500/クレーコート)に続く準優勝を飾った。

 先に行われたダブルス決勝では、第2シードのサディオ・ドゥンビア/ファビアン・ルブール(ともにフランス)が第4シードのハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)/ヘンリー・パッテン(イギリス)を6-3 7-5で退け今季2勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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