ルバキナに逆転勝利のサバレンカが大会連覇に王手、決勝は2年連続シフィオンテクとの世界トップ2対決に [マドリッド・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額877万480ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に1-6 7-5 7-6(5)で逆転勝利をおさめて大会連覇に王手をかけた。

 1ゲームしか取れずに第1セットを落としたサバレンカは第2セット2-4から4-4に追いついた直後にサービスダウンを喫したが、続く3ゲームを連取して試合を振り出しに戻すとすべてサービスキープで進んだ第3セットのタイブレークで迎えた3度目のマッチポイントをものにして2時間17分で競り勝った。

 昨年5月にローマ(WTA1000/クレーコート)で優勝したあとフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の3回戦を体調不良で棄権したルバキナは前週のシュツットガルト(WTA500/室内クレーコート)で今季3勝目を挙げて今大会を迎えていたが、クレーコートでの連勝は「16」でストップした。

 ディフェンディング・チャンピオンのサバレンカは2年連続3度目の決勝で、第18シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-1 6-3で破って勝ち上がった第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)とふたたび対戦する。ふたりは昨年の大会でも決勝で顔を合わせ、サバレンカが6-3 4-6 6-3で勝っている。

 世界トップ2の両者は過去9戦してシフィオンテクが6勝3敗とリードしているが、今シーズンは初顔合わせとなる。

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写真◎Getty Images

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