2021年&22年大会チャンピオンのシフィオンテクが好スタート、トップ10プレーヤー4人が揃って初戦を突破 [イタリア国際]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月7~19日/賞金総額550万9771ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が予選勝者のベルナルダ・ペラ(アメリカ)を6-0 6-2で下して好スタートを切った。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、シフィオンテクはこの試合が初戦だった。立ち上がりから7ゲームを連取したシフィオンテクは第2セット5-1から2つのマッチポイントを凌がれてサービスダウンを喫したが、直後に6度目のブレークに成功して1時間17分で快勝した。

 前週のマドリッド(WTA1000/クレーコート)で今季3勝目を挙げた22歳のシフィオンテクは、連勝を「7」に伸ばした。

 2021年&22年大会チャンピオンのシフィオンテクは次のラウンドで、第31シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-3 6-2で破って勝ち上がったユリア・プティンセバ(カザフスタン)と対戦する。

 この日プレーしたシフィオンテク以外のトップ10プレーヤーは第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第6シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、第7シードのジェン・チンウェン(中国)が揃って初戦を突破した。

 前日に雨で消化できなかったボトムハーフ(ドローの下半分)の試合ではアナスタシア・ポタポワ(ロシア)、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)、エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したサラ・エラーニ(イタリア)に加え、ケイティ・ボリネッツ(アメリカ)、レベッカ・スランコバ(スロバキア)、クララ・タウソン(デンマーク)、ラウラ・シグムンド(ドイツ)、バルバラ・グラチェワ(フランス)の予選勝者5人とイリア カメリア・ベグ(ルーマニア)が勝ち上がり、女子シングルス1回戦がすべて終了した。

 そのほかの試合では第10シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第12シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、第18シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第28シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)、第29シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)、ディアナ・シュナイダー(ロシア)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)、予選勝者のアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)、元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)、元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)とアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が3回戦に駒を進めた。

 第14シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第15シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、第17シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、第19シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)、第21シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)はそれぞれ初戦でシードダウンを喫した。

 トップハーフ(ドローの上半分)の3回戦ではガウフがクリスティアンと、ボンドルソバがシルステアと、ジェンがノスコバと、カサキナが大坂と、アダッド マイアがキーズと、シュナイダーがバドーサと、サスノビッチはケルバーと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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