DAY1 フレンチ・オープン日記「アン・ドゥ・トロ~ワ」(なべあつ風)

フランスがもっとも似合わないと言われた出発前。
ところが、滞在しているのは、パリのアパートです。
長期滞在型のウイークリーマンション(ヨン・ヨン・マル・マル…)が、
日本人にも人気があるようで、カメラマンとシェアしています。
場所は、ロラン・ギャロスから歩いて20分。
そのアパートの裏には、セーヌ川が流れ、
川岸には船が待機。
まさに隅田川に遊覧船状態で、
飲み放題90分+天ぷら付きのコースはないものの、
ドリンクは1杯5ユーロぐらいで、
酔っぱらって飛び込まないように(日本と同じやないか)、
本数制限されているそうです。

初日の主役は、
オープニングマッチのセンターコートに登場した
イバノビッチでも、ジョコビッチでもなく、
グスタボ・クエルテン。
それまで空席が目立ったセンターコートも、
記者席も、カメラマン席も、
バイディソヴァが初戦敗退していたことも気づかないほど、
超満員に。
結果は、3-6、4-6、2-6と地元期待のマテューに敗れ、
引退試合となってしまいました。
マテューは、「なんかファイナルのような特別な気分だった」
一方グーガは、フランスのファンが大声援を送ってくれたことに、
「いつも、ここではまるで地元選手のように扱ってくれた。
思っていたより随分できたし、プレーにも満足している」


なお、地元期待のツォンガは、大会前日に辞退を決定。
半月板を損傷していて、手術することを決断した模様です。
「本当に楽しみだったのに残念。
地元で最高のグランドスラムを迎えられたのに」
これまでもケガを乗り越えて大きくなってきた選手だけに、
また大舞台での活躍を期待。

(こちらテニマガ編集部F、ただいまパリで取材中)

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