上地結衣がファンクォトを2時間3分のフルセットで振りきり決勝進出 [USオープン・車いすの部]

「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の車いすの部の女子シングルス準決勝で、第1シードの上地結衣(エイベックス)がアニーク・ファンクォト(オランダ)を6-4 2-6 6-2で破り、決勝進出を決めた。試合時間は2時間3分。

 この結果で上地は、ファンクォトとの対戦成績を16勝15敗と勝ち越した。今シーズンはここまでにツアーで3度対戦し、いずれも上地がストレートセットで勝っていた。

 上地は4年ぶりの優勝をかけて、第2シードのディーダ・デ グロート(オランダ)と対戦する。デ グロートは準決勝で、マジョレーン・バイス(オランダ)を6-4 6-4で下しての勝ち上がり。

 シューカーと上地はダブルスにも出場していたが、ダナ・マシューソン(アメリカ)/ファンクォトに6-0 4-6 [5-10]で敗れて初戦敗退に終わっていた。

 車いすテニスは男女シングルス8ドロー、男女ダブルス4ドローで争われる。

 昨年は9月にリオデジャネイロ・パラリンピックが開催されたため、車いすの部は行われなかった。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク)の車いすの部の女子シングルスで決勝進出を果たした上地結衣(シングルス1回戦でのもの)

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