こちらテニマガ編集部、ダテックの記者会見に行ってきました。

 伊達公子選手の現役引退記者会見が有明コロシアムで15時00分から行われると聞き、編集部をちょいと抜け出し、顔を出してきました。

 雨が降っていたこともあり、コロシアムの屋根は閉められたまま。晴れていても閉まったままだったかも。どっちでもいいけど。

 多くの報道陣が待ち構える中、ダテックが登場! と思いきや、靴紐がほどけ、すぐに結び直していたのはご愛敬。

 引退の理由(膝に加えて肩まで痛みが出た)、決断の時期(アメリカ遠征から帰ってきた8月頃に頭をよぎる)、ジャパン女子オープンが最後の理由(最後に東京、有明で戦いたかった)、思い出の試合(96年フェドカップ対グラフ、96年ウインブルドン対グラフ、11年ウインブルドン対ビーナス)などなど、いろいろと語ってくれました。

 以下、わたくしが印象に残った言葉を、思い出すままに書いてみましょう。

「テニスが好き、スポーツが好き、そこに尽きるのかなと」

「(ライジングショットは)“足(フットワーク)”が大きかったと今、すごく感じています」

「こんなに幸せなアスリートは、そうはいないと思います。2度も世界のトップレベルで戦うことができた」

「やめなくて済むのなら、まだやめたくないです」

「競技者としてテニスコートを去るというのは、本当に寂しいし、残念でならない」

 こうして約1時間の引退会見が終了。最後は「私が逆に(大勢の報道陣を)こちらから撮りたい」と携帯を取り出してパチリ。

 伊達選手は来週から始まる「ジャパン女子オープン」の2日目に登場予定。「皆さん、ぜひ観に来てくださいっ!」とのこと。これは女房を質に入れてでも観に行かねばなりませんね!

(編集部◎マッキー)

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