決勝はガルシアとバーティのノーシード対決に [武漢オープン]

「武漢オープン」(WTAプレミア5/中国・武漢/9月24~30日/賞金総額266万6000ドル/ハードコート)のシングルス準決勝が行われ、カロリーヌ・ガルシア(フランス)とアシュリー・バーティ(オーストラリア)が決勝に勝ち進んだ。

 ガルシアが予選勝者のマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-2で、バーティは今年のフレンチ・オープン女王で第8シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 6-0で下しての勝ち上がり。

 決勝で対戦する両者は、ジュニア時代の2011年にUSオープン・ジュニア(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の準決勝で対戦しており、ガルシアが6-3 6-2で勝っている。

 21歳のバーティは、3月にクアラルンプール(WTAインターナショナル/ハードコート)でWTAツアーのシングルス初優勝。決勝進出は、ペトラ・クビトバ(チェコ)に敗れた6月のバーミンガム(WTAプレミア/グラスコート)以来となる。

 今年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で初のグランドスラム8強入りを果たしたガルシアは今季初の決勝進出で、昨年6月のマヨルカ(WTAインターナショナル/グラスコート)以来となるツアー通算4勝目を目指している。

 ダブルスでは、第1シードのチャン・ユンジャン(台湾)/マルチナ・ヒンギス(スイス)が第3シードのサーニャ・ミルザ(インド)/ペン・シューアイ(中国)を7-6(5) 6-4で下して決勝に進出。USオープンに続くタイトル獲得をかけて、ノーシードから勝ち上がってきた青山修子(近藤乳業)/ヤン・ザオシャン(中国)と対戦する。青山/ヤンはバーティ/ケーシー・デラクア(オーストラリア)が準決勝を棄権したため、不戦勝で決勝進出が決まった。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「武漢オープン」(中国・武漢)で決勝進出を果たしたカロリーヌ・ガルシア
Photo:WUHAN, CHINA - SEPTEMBER 29: Caroline Garcia of France celebrates after defeating Maria Sakkari of Greece on Day 6 of 2017 Dongfeng Motor Wuhan Open at Optics Valley International Tennis Center on September 29, 2017 in Wuhan, China. (Photo by Wang He/Getty Images)

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