10月2日(月)は「楽天ジャパンオープン」(東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月2~8日/賞金総額156万3795ドル/ハードコート)の本戦シングルス1回戦を8試合、ダブルス1試合が行われ、日本選手はシングルス3名、ダブルス1組が登場した。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の添田豪(GODAI)は、センターコートのオープニングマッチに登場。世界ランク31位のアドリアン・マナリノ(フランス)に5-7 6-7(3)で敗れ、今大会初勝利を狙った12度目の挑戦も1回戦突破とはならなかった。

画像: 試合後に握手を行う添田(左)とマナリノ(写真◎井出秀人)

試合後に握手を行う添田(左)とマナリノ(写真◎井出秀人)

 これまでマナリノとは1勝1敗と五分の戦績で、戦前から競り合う展開を予想していた添田。「彼のテニスにやられてしまった。(相手に)大事な場面でいいカウンターを決められ、相手のディフェンスの返球も深く、ポイントを取りきれなかった」と試合を振り返った。

 1番コートの第2試合に入った高橋悠介(三菱電機)は、今年のフレンチ・オープンで男子ダブルスを制したライアン・ハリソン(アメリカ)と対戦。フルセットまでもつれたものの、最終セットの第10ゲームでブレークを許し、4-6 6-4 4-6で惜敗した。

 接戦を落として悔しがった高橋は、「序盤に突き放せれば、試合展開も変わっていたと思う。最後は強気になりきれなかった」と語り、目には光るものがあった。

 初のツアー本戦出場に高校時代の友達も会場に駆けつけるなど、多くの観客や仲間の声援が力になったという。「だからこそ、勝ってもう一試合したかった」と肩を落としたが、予選2試合に勝利し、今回の善戦は大きな自信となった。「かなり手応えを感じている。2桁の順位の選手にも通用する」と力強く語った。

画像: 惜しくもツアー初白星を掴めなかった高橋(写真◎井出秀人)

惜しくもツアー初白星を掴めなかった高橋(写真◎井出秀人)

 当面の目標は、チャレンジャー大会で結果を残すこと。今後は同レベルの大会にトライするが、その前に今月21日から始まる『三菱 全日本テニス選手権』にも出場予定。日本一のタイトルも狙っていく。

 最後に登場した内山靖崇(北日本物産)は、日本シングルス陣の中でひとり意地を見せる。予選勝者のフランコ・シュクゴール(クロアチア)を6-3 3-6 6-1で破り、ツアー初勝利を収めた。

 ジャパンオープンは予選を含め7年連続で出場しているが、「これまで勝てていなかったので、このチャンスをものにでき、ひとつの恩返しになったのかなと思う」と、安堵の表情を浮かべた。

勝利した瞬間、笑顔がこぼれる内山(写真◎井出秀人)

 今年はチャレンジャー大会で初優勝を飾り、世界ランク200位を切ったことで「今までで一番いいシーズンを送れている」と内山。ジュニア時代から期待を集めながら、少しずつ力を積み重ねてきた結果が、試合で表れ始めている。次戦は第1シードのマリン・チリッチ(クロアチア)。「失うものはない。自分のすべてをぶつけて全力で頑張りたい」と意気込みを語った。


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