杉田祐一がラオニッチの途中棄権でベスト8進出 [楽天ジャパンオープン]

「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月2~8日/賞金総額156万3795ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で第3シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦した杉田祐一(三菱電機)は、第1セット第1ゲーム終了後にラオニッチが棄権したため、ATPツアーで今季5度目の8強入りを決めた。試合時間は8分。

 今大会に3年連続10回目の出場となる29歳の杉田は、初のストレートインで6度目の本戦入り。1回戦ではブノワ・ペール(フランス)が第2セット第1ゲームで棄権したため、大会初勝利を挙げていた。昨年は1回戦で、ガエル・モンフィス(フランス)に3-6 1-6で敗れていた。

 前週の成都(ATP250/ハードコート)で土曜日の準決勝まで勝ち進んだ杉田は、優勝したデニス・イストミン(ウズベキスタン)に2-6 7-6(4) 0-6で敗れたが、世界ランク自己最高の40位で今大会を迎えている。

 この結果で杉田は、ラオニッチとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。昨年は8月にシンシナティ(ATP1000/ハードコート)の3回戦で対戦し、ラオニッチが6-1 3-6 6-1で勝っていた。

 杉田は準々決勝で、アドリアン・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは2回戦で、イリ・ベセリ(チェコ)を6-3 6-2で下しての勝ち上がり。

2回戦で対戦した第3シードのミロシュ・ラオニッチ(左)と杉田祐一(右)
TOKYO, JAPAN - OCTOBER 05: (L-R) Milos Raonic of Canada shakes and with Yuichi Sugita of Japan after retiring injured during day four of the Rakuten Open at Ariake Coliseum on October 5, 2017 in Tokyo, Japan. (Photo by Matt Roberts/Getty Images)

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